News ブログ
- 2021.09.14
2021年8月豪雨災害【インタビュー・一期一会 ①】「ともに助けあい苦難を乗り越えたい」 〜大町町中島区 区長・鵜池弘文さん~
- 2021.09.12
【2021年8月豪雨災害・佐賀大町町】現地レポート:あったか美味しい手作りごはんが繋ぐ、地域住民のおなかと心
- 2021.09.11
【2021年8月豪雨災害・佐賀】現地レポート:内閣府防災×JVOAD 避難所の環境改善アセスメント実施、改善のサポート
- 2021.09.02
PBV緊急支援オンライン報告会を実施しました
- 2021.09.01
【2021年8月豪雨災害・佐賀】現地レポート:住民さんが一人で被災を抱え込まないための情報発信
- 2021.08.13
【気候危機】災害をこれ以上甚大化させないために ~IPCC第6次報告を受けて~
- 2021.08.11
【2020年7月豪雨】全国から届ける「震つな人吉市サロン応援プロジェクト」
- 2021.08.04
モーリシャス 船舶座礁・重油流出事故から1年 ~支援先NGOインタビュー~[後編]
- 2021.07.30
モーリシャス 船舶座礁・重油流出事故から1年 ~支援先NGOインタビュー~[前編]
- 2021.07.12
国際基準からみる災害支援 ~JVOAD全国フォーラム④~
ピースボート災害支援センターとは
1983年に始まったピースボートの船旅。約3ヶ月の時間をかけて地球をぐるりとめぐる中で、人と自然、そして文化と繋がる旅を続けてきました。現地の方とふれ合い、スポーツを通して交流したり、歴史を学んだり。これまで、6万人を超える人びとがピースボートで地球一周を体験しています。
また1995年の阪神・淡路大震災以降、台湾やトルコでの大地震、ハリケーン・カトリーナ(米国)、スマトラ沖地震と津波被害に見舞われたスリランカなど、世界各国で支援活動を行ってきました。そして、2011年に起こった東日本大震災。数多くのボランティアの方々とともに、現地で支援活動を行いました。東日本大震災以降、断続的な支援活動を行うため、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが設立されました。
現在、世界各地で自然災害が増加傾向にあります。このような災害に対する脆弱性を減らし、災害を軽減していることは国際社会にとって、とても重要です。
同時に、こういった自然災害には誰もが遭遇する可能性があります。中でも世界の貧しい地域や日本の担い手が少なく、繋がりが弱い地域になればなるほど、より深刻な影響を受け、生活の再建に膨大な時間がかかってしまいます。
そんな現代社会の中で、ピースボート災害ボランティアセンターは、被災地での災害支援活動はもちろん、災害に強い社会を作るためにさまざまな活動をしています。
災害の起こると、被災地へ先遣スタッフを派遣。現地の状況を把握し、適切な支援を検討します。日々状況が変わる中で、ボランティアの派遣をはじめ、被災地のニーズに合わせて組織的かつ責任ある支援活動を進めていきます。
さらに、防災・減災への取り組みも行っています。全国で行っている災害ボランティアトレーニングや防災教育、また災害時には公的機関と民間が連携・協働することも大切です。日本でも、世界でも、さまざまなネットワークに参加し「顔の見える関係」を築くため、防災訓練や研修にも積極的に参加しています。
いつ、どこで起こるか分からない自然災害は、ときにわたしたちを被災者にし、ときに私たちを支援者にもします。自分を守ることはもちろん、身近な大切な人を守り、少し遠くのあの人を支える——「人こそが人を支援できるということ」ピースボート災害ボランティアセンターでは、これからも被災地での災害支援活動や災害に強い社会作りに取り組んでいきます。