こんにちは、ピースボート災害支援センター(PBV)の多賀です。

前回のメルマガでPBVの新メンバー「島さん」をご紹介しましたが、実はもう1名、広報チームに新メンバーが加わっています。

時には恐竜になった我が子に追い回され全力疾走するなど、子育てに奔走しながらPBVの仕事にも奔走する

古賀早織さん(がっちゃん)です。

彼女の趣味は、なんと社会活動をする団体を「推し活」すること。

かねてからPBVを月額寄付で支える「災害支援サポーター」として応援していただいていたのですが、縁あってこの度、入職いただきました。

今号は、自己紹介を兼ねてそんな「がっちゃん」がお送りします!

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はじめまして、そしてお久しぶりです。

今年1月からPBVにスタッフとして仲間入りした古賀早織と申します。

これまでパラリーガルとして10年間法律関係の仕事に携わってきましたが、今は、PBVの広報ファンドレイジングチームの一員として、主に遺贈寄付を担当しております。家に帰ると、7歳と4歳の可愛い子どもを育てる「母ちゃん」でもあります。

スタッフとしては新米ですが、PBVの活動をずっと見守ってきた古参のファンでもあるんです。

 

実はわたし、2015年春まで国際交流NGOピースボートのスタッフでした。

(ピースボートでは主に被爆者とともに世界をめぐり核廃絶のメッセージを各地に届ける「おりづるプロジェクト」の担当をしていました)

大学の卒業を控えた2011年3月。一日も早くピースボートで働きたい!と、福岡から上京した数日後に東日本大震災が発生しました。

初めて経験する大きな揺れに、刻一刻と深刻化する原発事故。慣れない地で、言い知れぬ不安と無力感に押しつぶされそうになった私の目に映ったのは、被害の全容も見えない中、大量の物資を車に詰め込み、東北へと向かう先輩スタッフたちの姿でした。

 

「緊急時に、人のためにこんなにも真剣に動ける人たちのそばにいられて良かった」

 

自分が選んだ道は間違いではなかったと確信すると同時に、わたしも出来ることを一つひとつやっていこうと背中を押してもらいました。

ほどなくしてPBVが立ち上がってからは、仕事の合間を縫って、東北へとボランティアを送り出すお手伝いをしたり、実際に石巻に赴いて瓦礫撤去作業をしたり、仕事が忙しくて何もできないときには少額ながら寄付をしたり。

手の届く範囲での「推し活」は、法律を勉強するためにピースボートを離れてからも、10年間ずっと続けてきました。

(ピースボートスタッフとして最後の仕事は「福島子どもプロジェクト」の担当でした)

そして、PBVで働き始めてから半年が経った8月初旬。九州豪雨災害が発災し、私の心によみがえったのは、14年前と全く同じ想いでした。

「人こそが人を支援できる」という理念はそのままに、様々な現場で培ってきた経験や専門性を兼ね備えた先輩たちが被災地へと駆けつけ、行政や社協、企業の皆さまと連携しながら支援活動を行う姿に、改めて感動しました。

また、緊急支援募金を開始するや否や、あたたかい応援の言葉とともに全国から次々と寄せられてくるご支援に、胸がいっぱいになりました。

PBVが発災直後から迅速に活動ができるのは、ひとえに日ごろから支えて下さっている皆さまのおかげだと日々実感しております。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

 

 

あなたの想いを未来へつなぐ「遺贈寄付」

私にとって「寄付」とは、まだ見ぬ誰かとつながる「ご縁」です。

とりわけ「遺贈寄付」は、人生の集大成として次世代へ想いを託す「未来への贈り物」。超高齢者化に突入した日本において、エンディングノートや終活が注目され、社会貢献への関心が高まる中で、「遺贈寄付」を選択する方が増えています。

遺贈寄付とは、遺言書を通じて財産の一部または全部を非営利団体などに寄付をすることです。「遺言書」を表す英単語は「will」。あなたがこれまでの人生で大切に育んできた想いや、生きてきた証を、遺贈寄付を通じて未来へとつなげることができます。

人生の最後に手元に残る財産の一部を、災害で傷ついた人々や地域が再び立ち上がるための力へ変えるため、また、災害に強い社会を共に築いていくため、私たちPBVに託していただけますと幸いです。

このたび、PBVオリジナルの遺族寄付のガイドブックを作成しました。

ご興味がございましたら、どうぞお気軽にお問合せください。

心よりお待ちしております。

遺贈寄付ご紹介ページ

 

 

(遺贈寄付のご相談は担当の小林・古賀が丁寧に承ります!)(遺贈寄付のご相談は担当の小林・古賀が丁寧に承ります!)

担当だけに「遺贈寄付」のご紹介が多くなりましたが、「遺贈寄付」に限らずさまざまな形で皆さまとお話ししたり、お会いできる機会を楽しみにしています。

ご支援をお寄せいただいた際のメッセージにもすべて目を通し、その都度、感動をいただいています。ほんとうに、ほんとうにありがとうございます。

「中の人」になっても、やっぱりPBVの「推し活」はやめられないですね(笑)。これからもよろしくお願いいたします。

 

2024年10月から11月にかけて6つの台風が接近・上陸したフィリピン。数十万人が避難するという大きな被害が発生しました。PBVは甚大な被害を受けたルソン島南東部に位置するカタンドゥアネス島において、漁業コミュニティの支援を実施しています。下記リンクより、ぜひ支援レポートをご覧ください。

2024年フィリピン台風、被災地支援事業レポートvol.1を見る

2024年フィリピン台風、被災地支援事業レポートvol.2を見る

国際NGO「ピースボート」、福島県南相馬の子どもたちに保養や教育を提供するNPO「南相馬こどものつばさ」、そしてPBVは、2011年から共同で「福島子どもプロジェクト」を続けています。子どもたちがプロジェクトに参加し、どのような日々を過ごしたのか。ぜひ「福島子どもプロジェクト2025」のレポートをご覧ください。

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公益社団法人 ピースボート災害支援センター(PBV)