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こんにちは、ピースボート災害支援センター(PBV)の多賀です。

実は、今年の春から広報チームに新メンバーが加わりました。

フルマラソンを完走した経験もある

「島さん」

です。

車社会で生きる私には到底真似できません・・・汗。

今号は、自己紹介を兼ねてそんな島からお送りします!

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はじめまして。PBVで広報を担当している島と申します。

PBVを応援してくださっている皆さまに、こうしてご挨拶できることをとても嬉しく思います。

これまで私は、国際協力団体で広報の仕事をしてきました。活動の中で、アフリカのさまざまな国を訪れ、支援の現場を自分の目で見てきました。

コンゴ民主共和国、ウガンダ、ブルンジ……。

どの国も、それぞれに魅力があり、刺激にあふれた場所でした。

そこで出会った人々は、明るく、エネルギッシュで、私にたくさんの笑顔と元気を与えてくれました。

一方で、紛争や貧困、飢餓など、日本で暮らしていると想像しにくいような深刻な課題も、日常とともにありました。

そうした厳しい現実の中でも、私が支援を届ける活動を通じて感じてきたのは——

「どんなに困難な状況にあっても、人には前を向く力がある」ということ。
そして、その力を引き出すサポートをすることが、支援の本質なのだということです。

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(コンゴ民主共和国で洋裁店を営む人々と)

この春から、これまで取り組んできた国際協力の分野から、災害支援の世界に飛び込みました。

その一環として、PBVの活動への理解を深めるために、7月18日から20日にかけて能登半島を訪問してきました。

視察に伺ったのは、珠洲市と輪島市。地震と豪雨がもたらした被害の大きさに、言葉を失いました。

地震の衝撃でずれたままの橋、土砂崩れで崩れ落ちた建物、いまだにでこぼこが残ったままの道。

1年半が経った今もなお、被災の爪痕があちこちに色濃く残っています。

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視察中、なにより印象的だったのは、能登で暮らす方々とPBVスタッフの関係性でした。

多くの方が今も仮設住宅での生活を余儀なくされ、これからの暮らしに不安を抱えていらっしゃいます。そんな中で、被災された方と話すPBVのスタッフの姿を見て、「寄り添う支援」とは何かを改めて考えさせられました。

一方的に助けるのではなく、それぞれの「立ち上がりたい」という気持ちに寄り添い、伴走し、共に歩む存在だったのです。

スタッフたちが現場で丁寧に関係を築いているからこそできる、この支援を続けることの大切さを深く実感しました。

そして、今回の視察を通して、私の中で一つの確信が生まれました。
それは、国際協力も災害支援も、本質は同じだということです。

――たとえひとりでは立ち上がる力が小さくても、共に歩むことで、人はまた前を向ける。

そんな支援を届けられるPBVの一員として活動できることを、改めて嬉しく思いました。

そして、この支援を支えてくださる皆さま、現地で尽力するスタッフに、心から感謝しています。

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私の担当は、広報です。

被災地で起きていること、そこに暮らす方々の声、そしてPBVの取り組みを、これからも丁寧に、心を込めてお伝えしていきます。

このメルマガを受け取ってくださる皆さまが、少しでも関心を持ち続けていただけるように。そして、その情報が、どこかで皆さま自身の力や行動のきっかけとなるように。

これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
島彰宏


被災地の支援活動は、個人の皆さまをはじめ、多種多様な企業や団体の皆さまに支えられて実施しています。今回ご紹介するのは、継続的に被災地の支援を続けている株式会社ランディックスと株式会社クラダシです。

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本メールをご覧いただき、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

ピースボート災害支援センター(PBV)
メルマガ担当:多賀秀行