近畿地方を襲った台風被害に対して、滋賀県甲賀市の災害ボランティアセンターからの支援希望に応える形でボランティア派遣を行い、家屋の清掃作業などを実施しました。
→活動レポート:http://pbv.or.jp/blog/?p=9161
Archives
静岡、山口市、岩手 大雨災害
西伊豆町(静岡県)、山口市と萩市(山口県)、雫石町(岩手県)と、同時に西と東の複数の現場を抱えたなか、全国的なボランティア・ネットワークが活かされた支援になりました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:1.2MB)
米国オクラホマ竜巻
最大規模「EF5」、また続けざまに発生した大規模な竜巻被害を受けたオクラホマ州ムーア市にスタッフを派遣し、瓦礫撤去や現地NPOらの活動コーディネートを行いました。
→活動レポート:http://pbv.or.jp/blog/?p=8741
米国NYハリケーン「サンディ」
アメリカ太平洋沿岸部などを襲ったハリケーン「サンディ」の被災者支援とし て、NYの現地NPO「World Cares Center」と協力し、清掃活動やボランティア受 け入れサポートなどの活動を展開。東北被災地・石巻市出身のボランティアも渡 米し、東日本大震災への支援に対する国境を越えた「恩返し」にもなりました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:1.52MB)
九州北部豪雨・大分県竹田市
集中豪雨や台風により、九州北部広域で大規模な水害が発生しました。PBVでは、約3週間に渡り、ボランティアによる清掃や災害ボランティアセンターの運営サポートを実施。「リーダートレーニング」修了者らの素早い動きもあり、現地社会福祉協議会ら連携しながら、支援活動を展開することができました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:775KB)
2012年豪雪・新潟県小千谷市
2012年は、例年にない強い寒波により、各地で記録的な大雪が報告されています。新潟県小千谷市では、除雪作業が追いつかず、高齢者や子どもたちは危険な生活が続き、日々の生活に大きな負担となっています。
新潟県小千谷市では、ピースボートでは、2004年の新潟中越沖地震で炊き出し支援を行い、その後2006、2007年にも雪かきボランティアを行ってきました。本年も、雪かきボランティアを派遣しています。
活動報告書
現地での活動内容
- 雪かき
台風12号被害・新宮市熊野川町
PBVでは、東日本大震災での支援経験を活かした独自の災害ボランティアによる活動を行いました。
活動報告書
現地での活動内容
- 清掃活動、泥かき、瓦礫撤去など
- 現地社会福祉協議会「災害ボランティアセンター」運営サポート
ニュース
- 2011/11/12 ボランティア募集を終了しました。詳細はブログをご覧下さい。
新潟中越沖地震
電気・水道・ガスといったライフラインの復旧に時間を要した新潟中越沖地震。ピースボートでは柏崎市・比角小学校を拠点に、約40名のボランティアと共に 1日300食・延べ7000食の炊き出しを行いました。また同年冬にもボランティアを派遣し、高齢者宅の雪かきのお手伝いなどを行いました。
インドネシア・ジャワ島地震
M6.3の地震が起きたジャワ島地震。地震発生から1週間後に現地へスタッフを派遣し、被害状況の視察と支援活動を行いました。農村部での被害が大きく、山間部などの小さな村々をめぐり直接物資を届けました。
パキスタン北西部地震
大きな被害をもたらしたパキスタン北西部地震。震災から4ケ月以上が経っても、地方の村々では被災した人々がテント生活を強いられる生活が続きました。越冬を控えた現地へ、防寒具やブルーシートの支援を行いました。
ピースボート災害支援センターとは
1983年に始まったピースボートの船旅。約3ヶ月の時間をかけて地球をぐるりとめぐる中で、人と自然、そして文化と繋がる旅を続けてきました。現地の方とふれ合い、スポーツを通して交流したり、歴史を学んだり。これまで、6万人を超える人びとがピースボートで地球一周を体験しています。
また1995年の阪神・淡路大震災以降、台湾やトルコでの大地震、ハリケーン・カトリーナ(米国)、スマトラ沖地震と津波被害に見舞われたスリランカなど、世界各国で支援活動を行ってきました。そして、2011年に起こった東日本大震災。数多くのボランティアの方々とともに、現地で支援活動を行いました。東日本大震災以降、断続的な支援活動を行うため、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが設立されました。
現在、世界各地で自然災害が増加傾向にあります。このような災害に対する脆弱性を減らし、災害を軽減していることは国際社会にとって、とても重要です。
同時に、こういった自然災害には誰もが遭遇する可能性があります。中でも世界の貧しい地域や日本の担い手が少なく、繋がりが弱い地域になればなるほど、より深刻な影響を受け、生活の再建に膨大な時間がかかってしまいます。
そんな現代社会の中で、ピースボート災害ボランティアセンターは、被災地での災害支援活動はもちろん、災害に強い社会を作るためにさまざまな活動をしています。
災害の起こると、被災地へ先遣スタッフを派遣。現地の状況を把握し、適切な支援を検討します。日々状況が変わる中で、ボランティアの派遣をはじめ、被災地のニーズに合わせて組織的かつ責任ある支援活動を進めていきます。
さらに、防災・減災への取り組みも行っています。全国で行っている災害ボランティアトレーニングや防災教育、また災害時には公的機関と民間が連携・協働することも大切です。日本でも、世界でも、さまざまなネットワークに参加し「顔の見える関係」を築くため、防災訓練や研修にも積極的に参加しています。
いつ、どこで起こるか分からない自然災害は、ときにわたしたちを被災者にし、ときに私たちを支援者にもします。自分を守ることはもちろん、身近な大切な人を守り、少し遠くのあの人を支える——「人こそが人を支援できるということ」ピースボート災害ボランティアセンターでは、これからも被災地での災害支援活動や災害に強い社会作りに取り組んでいきます。