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ネパール地震
長野県神城断層地震
広島市土砂災害
兵庫県丹波市集中豪雨
兵庫県東部に位置する丹波市では、雨による影響で家屋へ土砂が流入する被害が多く発生しました。しかし他県でも被害が発生し、報道はほとんど無く現地情報は少ない状況でした。PBVでは現地入りしていた協力団体からの情報を元にスタッフを派遣し活動を行いました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:1.1MB)
台風12号、11号被害 徳島県阿南市
8月に発生した二つの台風により、複数の県にまたがり数千を超える家屋への浸水被害が発生しました。PBVでは2013年に防災・減災研修を徳島県内で開催していた事もあり、地元からの支援要請や、それに対する活動もスムーズに実施する事が出来ました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:1.9MB)
山形県南陽市 大雨被害
南陽市では、7月9日の豪雨により家屋浸水などの被害が発生。前年に続き2度目の被害を受けました。PBVでは南陽市災害ボランティアセンターの情報発信や、現場活動のコーディネートを行うスタッフやボランティアリーダーの派遣を行いました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:1MB)
静岡県小山町・山梨県北杜市 大雪被害
雪に慣れていない関東地方を中心に過去最深となる積雪を観測。交通機関は麻痺し、多くの死傷者と共に孤立世帯も発生しました。PBVでは道路状況の回復と共にボランティアを派遣し、高齢者世帯を中心に雪かきボランティアを行いました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:917KB)
フィリピン台風30号
フィリピン東部・中部を襲った台風30号(国際名:ハイエン/アジア名:ヨランダ)の被害を受け、緊急・復旧支援を実施。国際NGOや現地パートナーとの協働体制で、被災者の生活再建を目的としたプロジェクトなどを行いました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:1MB)
台風26号 東京都大島町
関東地方を中心に記録的な豪雨被害を出した台風26号。伊豆大島では土砂崩れにより多くの被害が発生しました。PBVでは東京都災害ボランティアセンターと協力し、大島町へのボランティア派遣と災害ボランティアセンターの運営サポートを行いました。
→活動報告書:ダウンロード(PDF:925KB)
ピースボート災害支援センターとは
1983年に始まったピースボートの船旅。約3ヶ月の時間をかけて地球をぐるりとめぐる中で、人と自然、そして文化と繋がる旅を続けてきました。現地の方とふれ合い、スポーツを通して交流したり、歴史を学んだり。これまで、6万人を超える人びとがピースボートで地球一周を体験しています。
また1995年の阪神・淡路大震災以降、台湾やトルコでの大地震、ハリケーン・カトリーナ(米国)、スマトラ沖地震と津波被害に見舞われたスリランカなど、世界各国で支援活動を行ってきました。そして、2011年に起こった東日本大震災。数多くのボランティアの方々とともに、現地で支援活動を行いました。東日本大震災以降、断続的な支援活動を行うため、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが設立されました。
現在、世界各地で自然災害が増加傾向にあります。このような災害に対する脆弱性を減らし、災害を軽減していることは国際社会にとって、とても重要です。
同時に、こういった自然災害には誰もが遭遇する可能性があります。中でも世界の貧しい地域や日本の担い手が少なく、繋がりが弱い地域になればなるほど、より深刻な影響を受け、生活の再建に膨大な時間がかかってしまいます。
そんな現代社会の中で、ピースボート災害ボランティアセンターは、被災地での災害支援活動はもちろん、災害に強い社会を作るためにさまざまな活動をしています。
災害の起こると、被災地へ先遣スタッフを派遣。現地の状況を把握し、適切な支援を検討します。日々状況が変わる中で、ボランティアの派遣をはじめ、被災地のニーズに合わせて組織的かつ責任ある支援活動を進めていきます。
さらに、防災・減災への取り組みも行っています。全国で行っている災害ボランティアトレーニングや防災教育、また災害時には公的機関と民間が連携・協働することも大切です。日本でも、世界でも、さまざまなネットワークに参加し「顔の見える関係」を築くため、防災訓練や研修にも積極的に参加しています。
いつ、どこで起こるか分からない自然災害は、ときにわたしたちを被災者にし、ときに私たちを支援者にもします。自分を守ることはもちろん、身近な大切な人を守り、少し遠くのあの人を支える——「人こそが人を支援できるということ」ピースボート災害ボランティアセンターでは、これからも被災地での災害支援活動や災害に強い社会作りに取り組んでいきます。