リーダートレーニング

防災・減災に関する知識、被災者とボランティアとのコミュニケーション、現場の安全管理やリーダーシップなど、状況の変化に対応しつつグループをまとめる判断力を養います。現場での活動経験を持つトレーナーが、トレーニングを担当します。災害支援の基礎から応用編までを学ぶ、2日間のプログラムです。
災害ボランティア・トレーニング リーダートレーニング

セミナー概要

対象中級
実施時間2日間
最少催行人数5人(定員は、各会場により異なります)
講師PBVスタッフ、ボランティア・コーディネーター
受講料3,000円
(PBVサポート会員/学生:1,000円)
持ち物筆記用具、動きやすい服装
修了証
「修了証」を発行しています。

セミナー開催日程

日時会場
06/10(土) - 11(日)10:00 - 18:00
東京新宿区
新宿区立防災センター/地図
予約する

※開始時間20分前に開場します。開始時間に遅れないようにご参加ください。

参加条件

  1. 災害ボランティア入門」を受講、もしくは「災害ボランティア入門(Web検定)」に合格していること
  2. 「救急救命講習」を受講していること
    • 消防署や日本赤十字社などの公的機関、もしくは医療機関や民間救急団体が主催しています
    • 地域によって、講習日程が合わない場合は、下記WEB講習(約45分程度)を修了していること。ただし、PBVでは公的機関での実施訓練を推奨しています
      ▼応急手当WEB講習
       http://www.sioshou.jp/e-learning/contents/index_fl.html
  3. ボランティア保険(天災タイプ)に加入していること

予約方法

  • オンラインフォーム:開催日程の「予約する」をクリックしてください。
  • 電話:03-3363-7967(10:00-18:30/土日祝定休)
    お電話にて、下記の項目をお伝えください。
    • 参加希望日程と会場
    • お名前
    • フリガナ
    • ご住所
    • TEL(固定/携帯)
    • メールアドレス(PC/携帯)
    • ご年齢
    • 性別
    • ご職業
    • 災害ボランティアとしての活動経験の有無
  • 予約後、PBV事務局よりメールもしくは電話で、申込受付確認のご連絡を差し上げます。
  • 個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。

災害ボランティアリーダーとは

災害ボランティアリーダーは、被災地・被災者を中心に考え、個人単位のボランティアとともに緊急・復旧支援を行なうボランティアです。
東日本大震災の発災当初、被災地でボランティアの受け入れが十分に進まなかった原因の一つは、ボランティアリーダーの不足でした。特に大規模災害時には、行政を含む関係機関、そして全国から多様なボランティアが被災地に集まります。その中で、ボランティアリーダーは、刻一刻と変化する状況を的確に把握し、被災地という危険と隣り合わせの環境下での安全を確保しながら、地元住民と個人単位のボランティアをつなぐ重要な存在でもあります。
災害ボランティアリーダーとは

トレーニング内容

1日目 被災地への想像力と災害支援
1日目の講義では、日本の災害対応における公的支援・民間支援の枠組や、フェーズによるボランティアの活動内容を学びます。また、映像やカードゲーム「クロスロード」を使ったワークショップでは、被災地での多様なニーズと対応策への想像力を養います。

カリキュラム:

  • 災害の仕組みと日本の災害対応
  • 災害ボランティアの活動内容
  • 被災地での危機管理
  • カードゲーム「クロスロード」
  • 災害ボランティアリーダーの心構え など
配布する講義テキストのほか、関連書籍などの資料も閲覧できます配布する講義テキストのほか、関連書籍などの資料も閲覧できます
2日目 災害ボランティアリーダーの活動と事例研究
被災地という特殊な環境における安全管理や傷病対策を、時間や場所、活動内容に合わせて具体的に学びます。また、過去のボランティアリーダーが直面した課題を元にしたケーススタディ(事例研究)を通して、自分なりのリーダー像や対応策を考えます。

カリキュラム:

  • 災害ボランティア活動時の安全管理
  • 傷病対策 講義と実技演習
  • ケーススタディ(事例研究)ワークショップ
  • 災害ボランティアのリーダーシップ
  • 振り返りとトレーニング修了証 など
ケーススタディーでは、現場での事例を元にグループディスカッションケーススタディーでは、現場での事例を元にグループディスカッション

修了後には、スキルアップ講習 も設けています

トレーニング修了後は、平時の地域で取り組める防災・減災活動を紹介するとともに、PBVからも定期的にスキルアップ講習の機会を設けています。
また、発災時にはいち早く災害ボランティアの募集をお知らせできるボランティア派遣システムもご案内しています。
リーダートレーニング受講者による防災トレーニングキャンプリーダートレーニング受講者による防災トレーニングキャンプ

受講者からの感想

2013年の夏にリーダートレーニングを受講した後、伊豆大島で起こった土砂災害で初めて災害ボランティアに参加しました。実際に、家の中や周囲で清掃などの作業をしていると、土砂崩れの被害の大きさや作業の大変さを体感しました。また、大島に住んでいる方を含め、自分の想像よりも多くのボランティアが活動していることに驚くとともに、それでも人手が足りていない状況も見て取れました。もっと多くの人にボランティアに参加してもらうため、今回の経験を周囲の人に伝えることも重要だと感じました。(2012年度受講者、20代男性、学生)
東北では、NPOのボランティアに登録しての活動が中心でしたが、2012年の九州北部豪雨の際は、地元の災害ボランティアセンターにやってくる個人ボランティアとの共同作業でした。初めて災害ボランティアに参加する人も多く、作業場における安全への配慮や声かけ、妥当な人数の割り振りなど、リーダートレーニングで学んだ考え方が役に立ちました。活動がひと段落してからは、現場だけでなく事務処理のお手伝いもしました。今後も、この経験を活かしていきたいと思います。(2011年度受講者、40代女性、NPO職員)