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友人がいる石川県の輪島市の岸壁で糸を垂らし、
小さなカサゴを1匹釣り上げた多賀です。

思い起こせば釣りをするのは、10年以上ぶり。
釣った魚を食べられるのは、やはり最高ですね。

さて今回は、PBVスタッフの小林深吾の「びっくり!?」な、裏の顔を紹介します。

小林はPBVの設立メンバーのひとりであり、2児の父でもあります。
そんな彼の裏の顔とは? 

実は「自殺相談員」でもあるのです。

「自殺相談!?」

と、驚いた方も少なくないと思います。

臨床心理士の資格を持つ小林は、PBVとは別に「自殺相談員」として週2日、勤務しているのです。

文字通りその仕事は、自殺を防止するためのもの。

相談員と相談者は、お互い匿名の電話相談です。

相談員は、受話器を通して悩みを聞いたり、アドバイスを送ったり。いずれにしても命が絶たれることがないよう、その人の気持ちに寄り添いながら丁寧に会話を続けていきます。時には専門機関につないだり、緊急対応もあったりします。

やはりというべきか。著名人が自ら命を絶ったという報道があると、相談件数が顕著に増えます。このことからも報道の方法・内容は慎重にすべきだと強く思います。

小林は言います。

「疲れることもあるけど、絶対に誰かがやらなければならない仕事だと考えています。死にたいほど苦しい気持ちを抱えるのは、本当につらいことです。けれど、それが永遠に続くわけではありません。打ち明けてくれたことに、感謝しつつ日々受話器をとっています。そしてこの世界が、少しでも生きるに値する世界であって欲しいな、と思っています」

なぜこの小林の裏の顔を紹介したかというと、ぜひ皆さんに覚えておいていただきたいのです。

今後、予期せず被災することがあるかもしれません。そして、その時に絶望することもあるかもしれません。

被災地では「命を断とう」という考えが頭によぎる人も少なからずいます。

もしそんな方を見かけたら。
もしそんな考えが頭に浮かんだら。

迷うことなく、電話してください。
第三者に悩みを打ちけるだけで、心が軽くなることもあります。

大切な命をまもるために。
「自殺相談員」という人々がいるということを覚えておいてください。

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PBVも加盟する緊急人道支援組織「ジャパン・プラットフォーム(JPF)」。JPFが配信しているYouTube番組「ソーシャルグッドタイムズ」にてPBVの秋田での支援活動を紹介いただきました。家屋の修繕サポートや困りごと相談のサロンの開設など、詳しく紹介いただいているのでぜひご覧ください。

→動画を見る

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PBVはマウイ島で活動するNGO「Japanese Cultural Society of Maui ​(JCSM)」を通じて、甚大な被害を受けたラハイナ地区の支援を実施しています。先日、来日しているJCSMのメンバーをPBVの事務所にお招きして、支援金の贈呈式を行い、現在の被災地の様子をお伺いしました。

→詳細を見る

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ウクライナ支援事業のパートナー団体「Notorious Learning Projects」は、ルーマニア北西部のクルージュ・ナポカに避難民支援センター「ドブラ・ハタ」を開設。ウクライナを逃れてきた人々を支えてきました。PBVが支援しているこの事業がゆうちょ財団の「避難民支援特別枠の助成事業」に選ばれました。

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本メールをご覧いただき、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。
ピースボート災害支援センター(PBV)
メルマガ担当:多賀秀行

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