2021年7月に入り、梅雨前線の影響により日本全国の広範囲で大雨が降り続け、水害が頻発しました。西日本から東日本にかかけて各地で記録的な大雨が観測され、複数の地域で最大限の警戒が必要となる大雨特別警報なども発令されました。そして、全国1都23県で土砂災害、家屋浸水などの被害が発生し、人的被害は38名、住宅被害は2,565棟となり、今後も被害数は増えていくことが予想されます(総務省消防庁:7月29日時点)。7月3日、静岡県熱海市では、土砂災害の危険性が高まったとして市内全域に警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されました。長さ約1㎞、最大幅約120mにおよぶ大規模な土石流が市街地にも流れ込み、家屋131棟が被害をうけました。亡くなられた方22名、行方が分からない方が5名おり不明者の捜索活動が続いています。303名以上が避難生活を余儀なくされています。(静岡県災害対策本部:8月1日時点)
ピースボート災害支援センター(PBV)では、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の要請を受け、JVOAD避難生活改善に関する専門委員会の一員としてPBVスタッフを熱海市に派遣しました。


またしても、2020年から新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中での災害となってしまいました。PBVでは、昨年のコロナ禍での2020年7月豪雨での熊本支援の経験や知見を活かし、感染拡大予防に努めながら、支援活動を実施してきます。コロナ禍での災害支援のノウハウ提供や支援調整、関係機関の連携調整、物資・備品提供、運営支援などを通じて被災された方たちの生活再建に向けて尽力していきます。
新型コロナの状況下においても、支援の手が止まらないよう豪雨災害の被害を受けた方たちを支援していくために、「2021年熱海市土砂災害 緊急支援募金」を立ち上げました。どうぞ、皆さまのあたたかいご寄付、ご協力をお願いいたします。活動の様子は、随時公式ホームページやSNS等でお知らせしていきます。
災害支援は、現地自治体や関係機関からの要請を受けて、被災者の避難生活や生活再建などの支援活動を実施します。新型コロナ状況下の災害支援に関しては、PBVやJVOAD、JPFが作成しているガイドラインなどを参考にしながら実施しています。
・PBV 新型コロナウイルス影響下における災害支援ガイドライン Ver.2 (2020/07改定)
・新型コロナウイルスの感染が懸念される状況におけるボランティア・NPO等の災害対応ガイドライン(発行:JVOAD)
・新型コロナウイルスの感染が懸念される状況における被災地入りする際の守るべき事項 Ver.1(発行:JPF)
※ご寄付のうち最大15%は管理運営費として活用させていただきます。活動に必要な費用をご寄付が上回った場合には、次の支援活動に活用させていただきます。あらかじめご了承ください。
最新情報は公式SNSでいち早く発信しています。
・Facebook https://www.facebook.com/PBVsaigai/
・Twitter https://twitter.com/PB_saigai
・LINE https://lin.ee/41Cz6AA
PBVへの寄付金は、確定申告により、所得税、法人税、一部の自治体の住民税、相続税等について税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。詳しくは、寄付金の税制優遇のご案内をご覧ください。
- 税制優遇(寄付金控除)を受けるためには、PBVが発行する寄付金受領証明書を添付し、所轄税務署にて確定申告を行う必要があります。年末調整で控除を受けることはできません。
- 寄付金受領証明書は、原則として、前年1年間(1月1日~12月31日)にご寄付いただいた金額の合計額と明細を記載したものを1月下旬ごろに発行します。
- 法人によるご寄付の場合、ご寄付ごと又は決算期に合わせてまとめて発行することができます。お気軽にご相談ください。
- 発行には、お名前(氏名又は法人名)、ご住所の正確な記載が必要です。発行をご希望の場合には、ご寄付の際に必ずお名前、ご住所をお知らせください。
- 再発行は原則として行っておりませんので、相当期間大切に保管してください。
- ピースボート災害支援センターの寄付金に関する取扱規程は下記をご参照ください。
公益社団法人ピースボート災害支援センター寄付金等取扱規程[PDF]
その他の寄付方法
ふるさと納税でのご支援は「FooBour(フーバー)〜いつでも、どこでも食の支援を〜」の活動を中心に災害支援活動全般に活用いたします。返礼品も多数あります。
生きた証を想いとともにのこし、未来の世代や未来の社会にたくす寄付方法のひとつです。遺贈の専門家と相談しながら、少額からでも支援ができます。
ピースボート災害支援センターは、世界的なCSRプラットフォームサイト「Benevity」に登録されています。 法人や社員からのご寄付の方法としてご活用いただけます。Benevityでは、PBVの活動全体を支援する寄付のほか、個別の災害支援プロジェクトを指定してご寄付いただくことも可能です。お勤め先企業の社会貢献活動の一環として、是非お役立てください。
ご家庭に眠る「お宝」が、被災者へのご支援になります。
「出張買取サービス」を通じて自宅に鑑定士を呼び、お持ちの品を査定後、金額に納得いただきましたら『買取大吉』が買取り100%が寄付されます。
あまった外国コイン・紙幣による寄付ができます。
寄付のプラットフォーム「Every.org」は、一般的なクレジットカードだけでなく、暗号資産(仮想通貨)等でのご寄付にも対応しています。また米国に納税義務のある方は寄付控除を受けることも可能です。
「チャリティモバイル」対象機種を新規または機種変更で、ソフトバンク株式会社から一定額(6,000円)に加えて、毎月のご利用料金の3%を2年間継続的に寄付できます。
Softbankのスマホのユーザーの方は、携帯電話料金と一緒に寄付ができます。(100円から)
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