2019年9月ごろからオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州やビクトリア州で大規模な森林火災が発生しています。2020年1月4日時点で、23名が亡くなり、約1500棟以上の家が焼け落ち、延焼面積は500万ヘクタールにも及んでいます。これは、日本の九州と四国を合わせた面積に匹敵します。
オーストラリア政府は非常事態宣言を発令し、各州の消防組織による懸命な消火活動が続けられています。しかし、異常な高温と乾燥によって火災が発生しやすい状況が続いており、火災規模の大きさから消火活動も難航しています。多くの方が避難生活を強いられています。また、広範囲に及ぶ大気汚染も深刻化しています。
森林火災の影響は野生生物にも甚大な被害をもたらしています。コアラも行き場を失い、約8000頭が死亡したと考えられています。シドニー大学の研究者によると4億8千万もの動物が命を落としたと推定しています。
これらの甚大な被害をピースボート災害支援センター(PBV)では、情報収集を開始し、現地カウンターパートナーを通じて被災地域を支援するため、緊急支援募金を開始しました。
[2020年1月27日追記]
オーストラリアで発生している森林火災は、その後も被害が拡大し、史上最大規模の森林火災となっています。延焼面積は拡大し続け、これまでに約1,000万ヘクタールが焼けてしまいました。火災の影響で、約2,000軒以上の家屋が全半壊し、亡くなった野生動物の推計値も、12億匹以上と言われています。
国際交流の船旅を実施しているNGOピースボートでは、これまでに幾度もオーストラリアの港に入港し、現地の方達、とりわけ先住民族のコミュニティの皆さんと交流を重ねてきました。ピースボート災害支援センター(PBV)では、特に脆弱性の高い先住民族コミュニティーへの支援を決定しました。現地の支援組織である「Fire Relief Fund for First Nation Communities」や「Australian Communities Foundation」を通じて支援を実施していく予定です。

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- ピースボート災害支援センターの寄付金に関する取扱規程は下記をご参照ください。
公益社団法人ピースボート災害支援センター寄付金等取扱規程[PDF]
その他の寄付方法
ふるさと納税でのご支援は「FooBour(フーバー)〜いつでも、どこでも食の支援を〜」の活動を中心に災害支援活動全般に活用いたします。返礼品も多数あります。
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