内容は4時間程度のグループワークショップ形式が基本ですが、「被災地での事例紹介を含めた終日の研修として実施してほしい」「災害VC設置・運営訓練の一部として開催したい」など、地域や対象、予算などの事情に合わせたアレンジも可能です。
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ワークショップ概要
目的 | 「被災者中心」「地元主体」「協働」の立場で、災害VCの運営を考える。 |
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対象 | 災害時に災害VCの運営を担う社会福祉協議会やNPOの職員、登録ボランティアなど |
形式 | カードゲームを用いたグループでのワークショップ(参加型講習) |
時間 | 4時間 |
持ち物 | 筆記用具 |
セミナー内容
「災害VC マッチング体験カードゲーム」は、センター運営側の立場で、被災者からの困りごと(ニーズ)と集まる多様なボランティアをマッチングするシミュレーション研修です。第1部 講義と説明
災害VCの基本的な役割や過去の事例を紹介した後、カードゲームの進め方や被害想定(地震と水害)を説明します。第2部 カードゲーム
グループに配布されたカードを用いて、机上にて複数のニーズとボランティアを組み合わせるマッチングを体験します。カードは、災害VCの設置初日、大型連休で大人数のボランティアが駆けつける日、数ヵ月後のニーズの変化やセンターの閉鎖を検討する頃の3つの時期(フェーズ)に分かれています。第3部 振り返りと解説
各グループで、対応が難しかったことや判断に迷ったことなどを振り返ります。その上で、過去の被災地での事例をもとに、様々な対応方法の工夫や考え方を解説します。開催条件
- 最少催行人数は5名。大人数での実施も可能ですので、ご相談ください。
- 参加者の募集・案内は開催団体にお願いしています。
- 会場と機材(プロジェクター、スクリーンなど)の準備は開催団体にお願いしています。
- 講習費の目安として、10万円(非営利団体は8万円)をいただいています。
- 講習費のほか、講師2名分の交通費旅費をご負担ください。
- 参加者への参加費・資料代などの設定は、開催団体の判断にお任せします。
- 内容の改善・研究のため、参加者へのアンケート調査にご協力いただく場合があります。
ご依頼・お問い合わせ
受講者からの感想
頭ではわかっていたけれど、具体的に次から次に判断を求められるのだと実感できました。
解りやすくとても良かったです。(少し体験した部分に重なるところもあり今後も少し自信をもって活動できそうです)
立ち上げ期〜閉鎖間近まで、時系列でのニーズの変化に対したグループワーク形式がとても分かりやすくてよかった。