2020年は新型コロナウイルス感染症が蔓延し、世界規模で甚大な被害が出ています。日本でも生活スタイルが変化し、全ての人が大きな影響を受けています。それは被災地でも例外ではありません。
当初より新型コロナが広がる中、自然災害が発生し、複合災害となることを懸念していました。そのような中で起こった、2020年7月豪雨。九州地方を中心に豪雨に見舞われ、日本各地で大きな被害をもたらしました。PBVでは新型コロナに対応するためにガイドラインを作成し、今まで連携を取ってきた団体の協力なども得て、8月より熊本県球磨村の村外避難所での支援を開始しました。避難されている皆さんの協力を得ながら、支援先の避難所では新型コロナ感染者は出さず、10月末には閉所を迎えることができました。また、昨年の台風被害を受けた千葉県や福島県でも、新型コロナの影響を受けながらも支援活動を継続してきました。
海外でも台風被害が多発したり、モーリシャスでは船舶の座礁により重油が流出し、元の海を取り戻すには想像を越える時間が必要になっています。
災害はいつ、どこで、どれくらいの被害が出るのかを予測することは難しいです。感染症が蔓延している今だからこそ、被災地を支援できる体制を整えていくのが必要です。今回は、2020年のPBVの災害支援活動を振り返り、新型コロナ禍における災害支援をテーマにそのあり方について考えます。
報告会概要
- 日時:2020年12月18日(金) 19:00〜21:30
- 【第1部】19:00-20:30 90分(報告会)
- 新型コロナ禍での支援を行うために
- 国内災害支援(台風15号・19号千葉支援・福島支援・2020年7月豪雨熊本支援)
- 海外災害支援(モーリシャス重油流出事故支援・ベトナム台風支援)
- 今後について
- 【第2部】20:30‐21:30 60分(交流会)
グループ(10人程度)に分けて、25分間のブレークアウトセッションを2回行います。
ぜひお飲み物などをお手元に、気軽にご参加ください! - 場所:オンライン
このオンライン報告会は「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomアプリのインストールをお願い致します。 - 主催:一般社団法人 ピースボート災害支援センター(PBV)
- 定員:100名
- 参加費:PBVサポート会員:無料 / 一般:500円
- 参加費は活動費として使用させて頂きます
- 見逃し配信:第1部(報告会)につき、当日の録画映像を一週間限定公開します。
お申込みされた方には、12月19日(土)に視聴用URLをメールにてお送りいたします。視聴可能期間は、12月19日(土)から26日(土)までです。