【西日本豪雨(7月豪雨)】 国境や国籍を越えてボランティアの担い手に

10月の三連休、岡山県倉敷市真備町での家屋保全チームの活動に、スペイン、アメリカ、カナダ出身の4人がインターナショナルボランティアとして参加しました。岡山県に来るのも、日本の被災地でのボランティア活動も初めて、という彼らでしたが、「一日も早い生活再建のためにお手伝いしたい」と駆けつけてくれました。日本に長期滞在している人だけでなく、休暇で日本を訪れているという旅行者や、2週間前に日本に着いたばかりという交換留学生からの参加があったことにはスタッフも驚きました。

 

 

 

作業を進めていくうちに、住民さんとも他のボランティアともすっかり打ち解けて、言葉の壁をこえたチームワークが生まれました。また、作業させていただいたお宅の方から、新聞やテレビの報道だけではなかなか見えてこない、お住まいの家の歴史や、被災当時の状況、今の暮らしについてなど、貴重なお話を伺うことができました。

 

 

 

PBVでは、多様性の尊重も災害ボランティアの心構えのひとつだと考えています。様々なバックグラウンドを持っている人々が集まってこそ生まれるアイディアや工夫があります。

 

 

豪雨災害によって、住み慣れた家を離れなければならなくなった方々が、「ただいま」と言って戻って来られるコミュニティを再建するためには、まだまだボランティアの力が必要です。皆さんの引き続きのご協力、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

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