2026年6月24日の大雨により、鹿児島県薩摩川内市では、100ミリを超える時間雨量が観測され、市内複数の場所で用水路などが氾濫。永利町では一時24人が住宅に取り残され、救助が行われました。市内各地では、住宅の浸水被害が起きており、100棟を超える家屋被害が発生しています。
鹿児島県社会福祉協議会からの依頼をうけ、ピースボート災害支援センター(PBV)は、家屋保全の専門チームを派遣し、被災者支援の実施を開始しました。現地団体と連携しながら情報収集し、被害状況や支援体制を確認しながら、現地のニーズに合わせて支援活動をおこなっていきます。
6月30日より、PBVスタッフ2名は薩摩川内市災害ボランティアセンターを訪問し、現場調査に同行して被災地域の床下状況を確認しました。





公表されている住家被害は床上浸水26棟、床下浸水103棟(6月29日18時時点)。特に私たちは、この数字だけでは見えない実態がないかを一軒一軒確認しています。床下浸水は、「床上ではないから大丈夫」と受け止められがちです。しかし実際には、断熱材の被害や今後の住環境への影響など、生活再建につながる課題を抱えているお宅も少なくありません。
今回の活動で大切にしているのは、家屋の被害を確認することだけではなく、住民の皆さんの不安に寄り添うことです。
訪問当初は寡黙だった方も、「どこへ相談すればいいのかわからなかった」と胸の内を話してくださり、社協スタッフとの会話を重ねるうちに、少しずつ表情が和らいでいく場面を何度も目にしています。
玄関の扉を開けた瞬間、目の前いっぱいに広がっていた泥水。その光景は今も鮮明に焼き付いていて、ふとした瞬間によみがえります。
また現地調査と合わせて、薩摩川内市災害ボランティアセンターでは床下浸水の対応についての臨時講習会も開催しました。

まだ梅雨は明けず、天気予報に雨マークが並ぶたび、この先やってくる台風の季節を思うと、不安で胸が締めつけられる。そんな時間を過ごしている方々の思いに触れるたび、「被災」はまだ終わっていないのだと実感します。
支援のご協力をお願いします
人々が安全な暮らしと笑顔を1日でも早く取り戻せるよう、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
災害支援サポーター募集
今後の長期にわたる支援は、継続的に支えてくださる「災害支援サポーター(マンスリーサポーター)」のお力が大きな助けとなります。平時からの継続的な支援が、発災直後に迅速な初動調査や緊急支援を開始することができます。災害支援サポーターは、 継続的に支援することで、被災地を緊急期から中長期まで支えることができます。
ぜひ、長期的なサポートにご協力お願いします!
一人ひとりの復興の歩みがあるように、私たちの支援活動も一歩ずつ。
皆さんの温かいご支援が、この地で暮らす方々の安心に繋がっています。 継続的なご支援、ご協力をどうぞお願いします。
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- 災害支援活動は、被災地の状況やニーズにそって、活動内容を決定しています。活動に必要な費用をご寄付が上回った場合には、次の支援活動に活用させていただきます。あらかじめご了承ください。
- ピースボート災害支援センターの寄付金に関する取扱規程は下記をご参照ください。
公益社団法人ピースボート災害支援センター寄付金等取扱規程[PDF]
