11/14開催 「静岡県で家屋浸水8,000棟以上!!〜PBVスタッフが見た台風15号の被害〜」

報道では届かない現状を、声を、伝えたい

2022年9月23日の夜から翌日にかけて、台風15号の影響によって東海地方が記録的な大雨に見舞われました。静岡県では、床上浸水4,091棟、床下浸水4,267棟に被害が発生しています(10月13日時点:静岡県発表)。8,000棟以上の家屋が、浸水被害に遭っています。

静岡市では、床上・床下浸水の被害が大きいにも関わらず、全国的には報道がほとんどされていません。濡れた家財出しや泥の撤去も、住民さんご自身や家族だけでされた方が多いそうです。なかには「被災した時には断水の報道ばかりで、こちらには誰も来なかった。本音を言うと見捨てられているんじゃないかって……」と孤独と不安に苛まれる声もありました。

発災後の9月28日、感染症対策をとってPBVのスタッフが現地入りしました。関係機関や各支援団体と調整・連携しながらニーズを伺い、炊き出し・物資支援や、家屋の応急対応、地域支援拠点づくりなどの活動を続けています。

 ▶初動レポート

現地のスタッフより被災地の現状を、11月14日(月)19時からオンライン報告会にてお伝えします。是非、ご参加ください。

 

報告会概要

日 時 :2022年11月14日(月)19:00~20:00

視聴方法:YouTube LIVE配信(申込不要/無料) 
     https://youtu.be/xz93SeDCS1s

内 容 :
2022年9月台風15号 静岡県被害
報道されていない被害状況、支援活動、被災者の声 ほか

報告者 :

井上綾乃(いのうえあやの)
神奈川県出身。防災士。大学時代に行った岩手県大槌町での東日本大震災復興支援をきっかけに、防災・減災や、障がい者の災害支援活動に興味を持つ。2017年ピースボート災害支援センターに入職後、2018年西日本豪雨、2019年台風19号などの被災地で避難所や災害VCの運営支援、炊き出し・サロン、写真洗浄活動などを実施。2020年7月豪雨、2021年熱海市土砂災害ではコロナ禍での避難所運営も行った。その他、各地での災害ボランティアの育成や防災・減災教育の研修講師も務めている。

大塩さやか(おおしお さやか)
神奈川出身。保育士。東日本大震災からPBVボランティアとして災害支援に関わる。2019年からPBVに入職後、2019年台風19号、2020年7月豪雨、2021年8月豪雨、2022年8月豪雨等、炊き出し、災害VC運営支援、家屋清掃、地域コミュニティ支援、シーズニーズ調整、避難所支援、支援物資調整等を担当。

川村 勇太(かわむら ゆうた)
千葉県館山市在住。2019年台風15・19号での被災をきっかけに災害支援に関わる。発災から3年以上が経つ現在も、千葉県南部を中心に屋根被害の応急処置を行う。そのノウハウを活かし、2021・2022年福島県沖地震、今夏の水害に遭った地域で、家屋の応急対応や重機を使った土砂やガレキ撤去等の活動に尽力している。

 

◆被災地の緊急支援募金にご協力お願いします。

皆さま一人ひとりに支えていただきながら、被災地の状況やニーズにあった支援活動を行っています。

2022年 9月台風15号 緊急支援募金
https://pbv.or.jp/donate/202209_typhoon

 

◆「お互いさまサポーター(月額寄付)」募集中

PBVでは、毎年発生する災害に対応するため継続的に活動を応援してくださる「お互いさまサポーター(月額寄付制度)」を募集しています。誰しもが、自然災害に遭遇する可能性があります。国や地域を越えて、すべての人々が互いに助け合える社会を一緒に作っていきます。継続的な支援活動にご協力お願いいたします。

詳しくはこちら
https://pbv.or.jp/monthly_supporter/