ベトナムでは、今年10月初めから熱帯低気圧による集中豪雨が発生し、10月だけで4つの熱帯低気圧と台風が上陸し、中部地域を中心に大きな被害が起きています。国連の発表した10月31日付の報告書では、ベトナム中部の9つの省で、約38万棟の家屋が浸水・損壊の被害に遭い、150万人以上の人々が直接的な被害を受けています。また、台風19号(Goni)が今週半ばにベトナム中部に接近・上陸することも予測されており、さらなる被害の拡大が懸念されています。
現在、ピースボート災害支援センターでは現地団体を通じて被害に関する情報収集を実施し、緊急支援の実施に向けた準備を進めています。