1年に1度、あれを確認する日がやってくる
今年も、年に1度のあの日がやってきます。
9月1日、「防災の日」です。
この日に限らず、いろいろなところで見聞きする「防災グッズや避難経路などを確認しておきましょう!」という一文。とはいえ「いつかやろう」で日々が過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか。
防災の日は「いつかやろう」を思い出させてくれるいい機会。ぜひ「備えを見直す日」にしてみてください。
私も9月1日に備蓄品に加えて、大事なものを確認しようと思います。
それは、発電機。
岐阜県高山市の山の中にある私の家は、停電すると水が使えなくなってしまうのです。というのも、家を建てたのは電気も水道もガスも何もないところでした。
「井戸を掘って、飲める水が出たらここに建てます!」と、一か八か掘ってみたところ、飲用できるきれいな水が出たという経緯からです。
一般家庭にはあまり馴染みのない発電機ですが、我が家では電気の確保が生命線。万が一の時に使えるようにきちんとメンテナンスしようと思います。
ふと「スタッフのみんなはどんなことをしているんだろう? まさかPBVスタッフ何もやってないってことはないよね!?」と、疑問に思い聞いてみると、
・備蓄品、防災バッグの確認(食品は消費期限も)
・カセットコンロや電池を使用する機器の動作確認
・家族で避難場所の確認
など、それぞれ基本的なところを押さえていて一安心。なかには「ペットの避難訓練」などを行っているスタッフもいました。住んでいるのは神奈川県逗子市。最寄りの避難所ではケージに入れる必要があるので(地域の避難所による)、ケージに慣れる練習を行っているそうです。
メルマガをご覧いただいている皆さんも、基本的なものだけでなくそれぞれ大事にしているものがあると思います。パソコンデータのバックアップをとっておく、濡れては困る写真を上の方に収納しておくなど「万が一」を想像して取り組んでみてください。
7、8月の大雨によって、被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。広範囲というよりも局地的な被害が多い今夏の水害。報道の量が少ないこともあって人々の関心が薄れやすいですが、被災されたおひとりおひとりを想像すると心がとても痛みます。少しでもお力になれるようPBVは、可能な限り支援を続けていきます。
被災された方、ボランティアの方など、暑い中での復旧作業になるので、どうぞ熱中症などにご注意いただければ幸いです。
2022年8月大雨 緊急支援を開始しています
8月に入ってからも日本各地で続いた大雨。現在PBVは、被害を受けた新潟県村上市と関川村にて支援活動を続けています。現地の課題のひとつが、ボランティアの人数が足りないこと。1日でも2日でも、ぜひ力をお貸しください。
災害現場のリアルをお伝えします【無料イベント】
8/31(水)19:00から「【世界を学ぼう】頻発する大雨災害のいま」と題し、オンラインイベントを開催します。参加費はもちろん無料。PBVスタッフの川村勇太が、7月の宮城、8月の新潟、山形の大雨災害など、現場で何が起こっているのかをお伝えします。
福島こどもプロジェクトを実施しました
国際NGOピースボートとの共同で実施してきた「福島子どもプロジェクト」。震災と原発事故で被災した子どもたちを対象に、健康や将来の夢の実現をサポートすることを目指しています。そして今夏「8月の広島で戦争・平和・歴史について考えるツアー」を実施しました。
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今後とも宜しくお願いいたします。
ピースボート災害支援センター(PBV)