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実は私、獅子を担当しています

 

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「1300年続いた、伝統の獅子舞が最後に」。

今月上旬、こんな見出しのニュースが流れました。

場所は、岐阜県飛騨市。
過疎や高齢化の波に襲われたのが理由とのことです。

私が暮らしている地域にも、祭で獅子や笛、太鼓を担当する「若社(わかしゃ)」というグループがあります。

9月の平日の晩に練習を続け、迎える10月上旬の祭の日。

当日は早朝から、集落の1軒、1軒を回り、玄関先で邪気を払うため獅子を回し続けます。
二手に分かれて訪問するのは、100軒以上。

終わる頃にはすっかり日が暮れています。

「若社」は、「若」という漢字が入っている通り、年齢は40歳まで。でした・・・。
今は高齢化によって、40歳以下はほんの数人しかいません。現実は「若」くない・・・。

冒頭のニュースは、対岸の火事ではないのです。

「このまま体力が続く限り続けるのか?」
「新メンバーを増やすためにできることはないのか?」
「解散した方がいいのか?」

若社の今後については、いろいろな議論があります。

私も高山市に移住後、若社に加入したひとり。
代々受け継がれてきた「若社」に関して考えてみました。

「祭」での若社の役割は、もちろん大事。
一方で、実は「防災・減災」に役立っているのではないかとも思ったのです。

毎晩顔を合わせることで距離が縮まりますし、お互いを知ることができます。
いざ災害が発生したら、助け合いがスムーズにいくような気がしてならないのです。

「若社」に限らず、地域と繋がる場があるということは、災害対応の観点からも重要なのです。皆さんは、周りの方と繋がってますか?

では、今晩も獅子の練習に行ってきます。

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2011年から国際NGOピースボートとピースボート災害支援センター(PBV)が共同で続けている「福島子どもプロジェクト」。今年は昨年同様、広島へのピーススタディーツアーという形で南相馬の中学生7名が参加しました。下記リンクからその様子をご覧いただけます。

→レポートを見る

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ハワイでの山火事発生後、PBVは3名のスタッフを現地に派遣。現地調査と初動の支援を実施しました。現地入りしたスタッフが現地の様子や支援活動についての報告を写真や動画を交えてまとめました。

→動画を見る

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あああ

2022年9月に発生した台風15号。PBVが被災した静岡市にて実施しました、在宅避難者支援や家屋対応などの支援活動を報告書にまとめました。

→活動報告書を見る

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本メールをご覧いただき、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。
ピースボート災害支援センター(PBV)
メルマガ担当:多賀秀行