多発する大雨被害
大雨被害に遭われた全ての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
7月10日に発生した九州地方での豪雨災害に続き、7月14日から16日にかけて東北地方でも梅雨前線が停滞し、東北地方の北部を中心に大雨被害が発生しました。秋田県では記録的な大雨となり、県内各地で河川が氾濫。家屋の浸水や土砂崩れが起きました。なかでも秋田市は、内水氾濫により15日夜までに市中心部が広く冠水しました。県災害対策本部によると、秋田市では床上浸水4,314棟、床下浸水2,622棟が確認されました(8月29日時点)。
ピースボート災害支援センター(PBV)は発災直後より、関係機関や支援団体と連携しながら情報収集を行い、現地にスタッフを派遣し、11月現在も支援活動を継続しています。



2カ所の支援拠点を設置、家屋対応・重機対応継続中
7月22日に先遣スタッフを現地へ派遣しました。
8月4日には支援拠点「楢山コミュニティセンター」を設置。19日にはふたつめの支援拠点となる「東地区コミュニティセンター」を設置。それぞれに社会福祉協議会の職員やPBVスタッフが常駐し、直接、住民の声を聞き取りしていました。また支援拠点では、支援物資配布、資機材の貸し出し、困りごと相談窓口、支援情報提供、家屋対応説明会の実施、サロンやリラクゼーションの実施などを行ないました。
27日には家屋対応・重機対応のための専門スタッフ2名が現地入りし、OPEN JAPAN によるコーディネーションのもと、秋田市内にて浸水した家屋の泥出しのほか重機を使った土石流撤去など技術対応を行ないました。30日には学生インターン2名も派遣しました。
現地での詳しい活動内容は、下記の各「活動レポート」をご覧ください。



その後、10月下旬に災害ボランティアセンターは閉所しましたが、PBVは現在も秋田市にて、残っている技術ニーズの対応や被災地域のコミュニティ支援実施の支援を継続しています。
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PBVの月額寄付制度「災害支援サポーター」をはじめ支援者の皆さまからのご寄付を活用して、発災直後の初動調査や緊急支援を迅速に開始することができました。平時からPBVの活動を支えてくださっている皆さまへ、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
発災直後の迅速な活動を支援する「災害支援サポーター」を随時募集しています。皆さまのご協力お願いいたします。
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