【熊本地震】 現地での被害調査を開始!

熊本県内などで4月14日から続く大地震は、大きな被害と犠牲をもたらしました。被災された方々へのお見舞いと、犠牲になった方々へ心よりお悔やみ申し上げます。また、余震は400回を越え、今日時点でも10分に1回ほど揺れを感じる状況です。これ以上の被害拡大がないことを、切に願ってやみません。

14日夜の発災を受け、私たちも関係団体とも連絡を取りつつ、すぐに被害状況の収集を始めました。一夜明け、報道などによる被害状況も踏まえ、16日早朝にはスタッフを出発させる手配を整えました。その後、16日午前1時過ぎの地震(本震と言われていますが)により、熊本空港への発着便は全便欠航。急遽ルートを変更し、福岡経由で2名の先遣スタッフが熊本入りしました。

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昨日今日と、益城町をはじめ熊本県内の被害状況を確認。また、東日本大震災以降、各地の災害支援の現場でともに活動する、災害ボランティアのコーディネーターやNPO/NGO関係者らとの情報交換を重ねています。

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住民の方々の負担も非常に大きく、先遣スタッフもいち早く民間支援の体制づくりのために活動していますが、相次ぐ余震、道路やインフラの復旧状況などから考えると、二次被害の危険性も高く、現時点ではまだ消防、警察、自衛隊や訓練を受けたNPO/NGO職員らの活動が中心です。PBVの先遣スタッフも、夜は二次被害を避け、熊本県外で宿泊するようにしています。

本日の午後時点で、熊本県内の避難所は700ヶ所以上、避難者数も10万人を越えています。正確な数字はまだこれからですが、倒壊家屋もかなりの数に上ります。初期の人命救助に加え、中長期的な支援の検討も始めています。また、随時お知らせします。

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※Facebookページでも、現地の様子をお伝えしています。
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