東日本大震災から12年 支援のバトンは巡る

2023年3月11日、東日本大震災から12年。

 

東日本大震災によって亡くなった方、未だ行方が分からない方、避難生活などで亡くなった「震災関連死」も含めると、2万2212名に上ります。犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、ご家族の皆さまに心よりお悔やみ申し上げます。

 

2011年3月。

まだ冬の寒さが厳しい宮城県石巻市を訪れ、災害関連支援活動を開始しました。震災直後の様子を地元の方から、たくさん教えてもらいました。

 

雪がチラつくなかでの決死の避難、目の前で人が流されていく無念さ、光を失った街を照らす火災のあかり、余震の度に鼓動が強くなり子どもを離すまいと握りしめた手の感触。

 

被災を体験された方、ひとりひとりに辛い記憶が刻まれていました。

 

「被災した方たちの生活をサポートしよう」と、日本全国から多くのボランティアが被災地に駆け付けました。なかには海を越えて、海外からやってくる方々もいました。「スマトラ沖地震と津波の時に日本に助けられた恩を返したい」とスリランカのチームが、石巻専修大学に寝泊りしながら、活動を続けていました。

 

 
スリランカからの支援チーム

 

日本とも親交の深いトルコは、いち早く救援隊を宮城に派遣して、捜索活動にあたりました。約30名のトルコ救助隊は、宮城県利府町に滞在しながら、3週間にわたって多賀城市、石巻市、七ヶ浜町で、主に不明者の捜索活動を行っていました。

 

 

支援のバトンは巡っていきます。

 

 

2023年2月6日、現地の時間では4時17分。

明け方の寒さが残る頃、トルコ南部をマグニチュード7.8の地震が襲いました。日本の震度でいうと6強の揺れだったそうです。壊滅的な被害を受けた範囲は170km。東京から福島南部に及ぶほどの規模です。

 

発災の第一報から、日々被害規模が拡大しつづけ、トルコでおよそ4万6000名、隣国シリアでおよそ6,000名とあわせて5万2000名を超える方が亡くなりました(2023年3月7日時点)。

 

その後も、大小の余震が300回以上も続いているなか、多くの方はテントでの避難生活が続いています。

 

 

トルコ南部のハタイ県だけで30万人以上が家を失っていると推定されている

 

 

支援のバトンは巡っていきます。

ピースボート災害支援センター(PBV)でも、東日本大震災の経験を心に留め、日本からの支援を届けていきます。

 

 

 

 

 


 

 

トルコ・シリア大地震 緊急支援