大規模な台風被害に見舞われた2019年。9月の台風15号に続き、10月には台風19号が日本列島を襲いました。台風19号上陸から3か月経ちます。
1月13日(月)に「2019年台風 ちば・ふくしま被災地の今 ~ PBV中間報告会 ~」を行います。
被災された方たちは、徐々に生活を取り戻しつつありますが、被害が甚大であった地域では、新たな生活課題も浮き彫りになっています。社会的な関心が薄れていく中で、まだまだ継続的な支援やボランティアの手を必要としている地域もあります。
PBVでは、発災当初から各関係機関と協働し、千葉県鋸南町と福島県いわき市にて被災者の支援活動を展開してきました。またこれまでに、のべ1032人のボランティアと共に活動してきました。中間報告会では、PBVらしく現場の体験や声を届けるために、ボランティアとして参加した社会人や学生が見てきてた被災地の様子や、独自に被災者に実施した生活状況アンケートの結果などをお伝えします。
《登壇者》
・上野祥法さん(愛知) BookCafe&Barカゼノイチ オーナー/カメラマン
多彩な経歴を持つ、2児の父。2004年スマトラ島沖地震から継続的に災害支援活動に参加。2019年の台風による被害を受けた千葉県では、先の見通しがつかず、苦しい選択を迫られている被災者の声に日々耳を傾けながら、元屋根職人の技術を活かして活動中。4ヶ月経った今も、屋根に上り続けなければならない被災地のリアルな現状を伝える。
・小村友貴さん(神奈川) 社会人
12月に福島県に入り、はじめて災害ボランティア活動に参加。ボランティアではなかなか足を踏み入れることのない避難所で環境改善のお手伝いを実施。被災者の避難生活を目の当たりにし、人生初の災害ボランティアで見た景色はどんなものだったのか。
・上坂友美さん(神奈川) 大学生
2018年に発生した西日本豪雨災害で初めて”災害”ボランティアに参加した。活動を通して、誰かの役に立つだけではなく、人との出会いや新しい経験を通じて自分も成長できることを実感。大学では、マーケティングを専攻。大学で学んだ自分の強みを活かした活動はできないかと、被災者の生活実態を把握するためのアンケート調査を実施している。
・長尾修道さん(北海道) 社会人
北海道胆振東部地震の体験から被災地での支援を決意し、11月と12月の二度に渡り福島県の災害ボランティアに参加。ボランティア活動が貴重な経験となった。参加した清掃活動では、浸水の爪痕が残る家々で、住民の想いを胸に作業にあたった。
これまで現地支援や後方支援などボランティアに参加したことがある方も、参加したことはないけれど被災地の現状や自分にできることを知りたいという方も、集まってざっくばらんに話せる場にできればと思いますので、ぜひ、皆さんお誘いあわせの上お気軽にお越しください。
報告会の後は、ささやかな親睦会を予定しております。
「2019年台風 ちば・ふくしま被災地の今 ~ PBV中間報告会 ~」
【日時】
2020年1月13日(月・祝)
15:30 – 17:00 報告会(受付:15:00ー)
17:30 – 19:00 親睦会(受付:17:00ー)
【会場】
ピースボートセンターとうきょう
(東京都新宿区高田馬場3-13-1-B1)
地図: https://peaceboat.org/access/1936.html
【参加費】
*報告会&親睦会参加: 2,500円
*報告会のみ参加 : 500円(PBVサポート会員は無料・当日入会OK)
*親睦会のみ参加 : 2,000円(ドリンク・軽食付)
※参加費は実施費用を差し引いた分をPBVの被災地支援活動に活用させていただきます。
※PBVサポート会員になって、被災地支援を応援してください。
【ご予約】
参加のお申込みは、予約フォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfhiaKPqHfmM6Xcc30W8vUh99X-pi2l06NyDvO0sZGk4SC_Eg/viewform