【西日本豪雨】半年、今もなお必要なボランティアの手

全国で200人以上が亡くなった西日本豪雨から半年が経ちました。

PBVが主に活動している岡山の倉敷市真備町では、飲食店やスーパーなどの商店が少しずつ再開し始めています。一部では、ご自宅のリフォームを終えて真備町に戻ってこられたご家族もおり、町は生活感を取り戻しつつあります。

 

しかし、町のほとんどが2階まで浸水しているため、多くの家屋は解体待ちとなっており、夜になるといまだ真っ暗で光も音も人けもありません。12月には避難所は閉所され、多く方たちが建設型仮設住宅や民間賃貸型みなし仮設住宅での生活を始めています。

 

このような状態で、「ボランティアにすることって、まだあるの?」と、最近よく質問されます。

答えは、「まだまだあります」

 

 

 

現在、住民さんから上がってきている家屋清掃の依頼件数は、未だ100件以上あります。長年暮らしてきた家屋を「解体するか」「リフォーム」するかをとても悩まれた結果、リフォームを決断されお手伝いをして欲しいという依頼もあります。発災後被害に遭い体調を崩されていた方が、やっと家屋と向き合える状態になってお電話をしてくださったり、「これまではどうにか一人で作業を進めてきたけれど、冬になり体力も気力も限界…手伝ってくれないか?」などとご依頼に来られる方もいらっしゃいます。

 

そんな方々へ手を差し伸べてください。
被災者・被災地だけでは、まだまだできないことがあります。

 

 

現在の主な作業は、被災家屋の仕上げで、今後カビが発生しないように家の木材をきれいにブラッシングしたり吹き上げなどを行っています。時間も手間もかかりますが、この作業を省いてしまうと1年後、2年後にカビの影響などで特に子どもや高齢者などは気管に支障をもたらす危険性があります。

 

 

 

ボランティアは、男女問わず初めての方でもできる作業です。ぜひ、みなさんのお力をお貸しください。初めて参加される方でも、現地のスタッフをオリエンテーションを行い被災地の状況や活動内容を紹介し、一緒に活動しますので安心です。

 

▼災害ボランティアとして現地で支援する
宿泊場所あり!現地での移動手段あり!装備品の貸出しあり!男女問わず、2日間の活動から参加可能。現地の災害ボランティアへの応募は下記から、ぜひお気軽にお問合せください。

 

西日本豪雨 災害ボランティア

 

 

▼東京・大阪で災害ボランティア説明会を実施
もう少し現地の状況やボランティア活動について事前に知りたい方向けに、西日本豪雨のボランティア説明会を実施します。ボランティアに興味はあるけど、参加するにあたって不安や疑問がある。そんな方のご参加をお待ちしております。

<大阪>
日時 1月19日(土) 18:00~19:30
場所 大阪市立都島区民センター
費用 無料
<東京>
日時 1月27日(日) 13:00~14:30
場所 ピースボートセンターとうきょう
費用 無料
説明会の参加は下記からご応募ください。

https://goo.gl/forms/zR00z2SFHZJmEB5F3