石巻ユースアンバサダー プロジェクトが無事終了!

 

震災の体験や教訓を伝える為に、第80回ピースボート「地球一周の船旅」に参加した石巻ユースアンバサダーは、石巻と東京にて帰国後の報告会を実施し、ご後援をして下さった石巻市長へのご挨拶を終え、無事にその役目を果たしました。

 

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公募後の書類・面接選考から選ばれた石巻ユースアンバサダーの2名は、7月18日に横浜港を参加者約800名共に出航し、85日間かけて19カ国20寄港地を巡りました。船内では、被災体験の証言会をはじめ、参加者と共に「夢」を届ける大漁旗のプロジェクトなどを実施。各国では現地の方たちとの証言会や交流会を行い、積極的に被災地の現状を伝えました。

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第80回ピースボート「地球一周の船旅」
期  間    2013年7月18日(木)~10月10日(木)[横浜発着85日間]
使用客船    オーシャン・ドリーム号
総トン数35,265トン全長205メートル全幅26.5メートル喫水7.5メートル

寄港地19か国20寄港地
ベトナム(ダナン)/シンガポール/インド(コーチン)/キプロス(リマソール)/トルコ(クシャダス)/ギリシャ(ピレウス)/マルタ(バレッタ)/イタリア(チビタベッキア)/モナコ/フランス(マルセイユ)/スペイン(バルセロナ)/スペイン(マラガ)/モロッコ(カサブランカ)/ポルトガル(フンシャル)/ドミニカ共和国(サントドミンゴ)/ジャマイカ(モンテゴベイ)/パナマ(クリストバル)/エルサルバドル(アカフトラ)/メキシコ(マンサニージョ)/日本(石巻)

旅行企画・実施    株式会社ジャパングレイス 観光庁長官登録旅行業第617号
コーディネート    国際NGO ピースボート

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■活動カレンダー
7月18日 横浜 出航記者会見

7月24日 ベトナム [ダナン]
日越国交樹立40周年を記念して行われたベトナムと日本の若者との交流を目的としたフェスティバルにてスピーチ。

8月22日 イタリア[チベタベッキア]
石巻市と姉妹都市であるチベタベッキア市の受け入れで証言会を実施。議員や行政職員、教育関係者など市民が証言に耳を傾けました。

8月26日~28日 スペイン[コリア・デル・リオ]
慶長遣欧使節団の末裔だといわれる「ハポン」性の方たちとの証言交流会を実施。

9月11日 ジャマイカ[モンティゴベイ]
モンテゴベイ・ボーイズ&ガールズ・クラブの若者たちと、証言と交流会を行いました。入港日は東日本大震災の月命日にあたる ため、会の最後には海に向かって黙祷を行いました。

9月21日 メキシコ[マンサニージョ]
「国際平和の日」に合わせて、「日本メキシコ平 和と友好のフェスティバル」に参加。フェスティバル には副知事、各市市長、教育機関関係者、政府関係者を約6000名の市民が集まりま した。

10月9日 石巻入港
最後の寄港地石巻では、参加者と共に作成した巨大な大漁旗を掲げて入港しました。大漁旗には、各国で集めた「夢」や「復興」へのメッセージが記されています。港では石巻市、女川町、東松島市、松 島町よる歓迎式典が開かれ、世界を巡ってきた石巻ユースアンバサダーも挨拶を行いました。その後、参加者と共に石巻や女川の被災地を案内しました。

10月10日 横浜 帰航記者会見

10月27日 石巻 石巻ユースアンバサダー活動報告会

11月27日 東京 石巻ユースアンバサダー活動報告会

※船内でも多くの企画を実施しました。(活動報告Vol1,Vol2,Vol3,Vol4,Vol5,Vol6,Vol7

 

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■85日間の「地球一周の船旅」を終えて
(石巻ユースアンバサダー活動報告会@東京より)

 

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高橋さやかさん

「今回の船旅を通して、はじめて外側から自分の故郷を見ることができました。それまでは、どこに魅力があるのか分からず大嫌いでした。震災が起こってから、いろいろな人たちと交流を通して、石巻にも魅力的な人たちも沢山いて、面白いことも沢山あり、もっと見つめていかないといけないと思っていたところでした。船に乗船して、多くの国を旅して、多様な地域を見て、いろんな人たちと自分の街の話をしながら関わりを持つことによって、人を通してその土地を知ることが出来ると感じました。今まで全然動かずに来たのだけれど、自分を通して石巻を知る人が沢山いて、お互いに興味を持ち合って、お互いの街のことを知って、それが近くの地域から世界に広がることによって、たくさん興味を持ってる土地が増えるのではないかと思いました。

今回の石巻に入港するにあたって、船を受け入れるためにすごく奔走してくれた人たちが沢山いて、この街の素敵なところを沢山見て欲しいと動いてくれた人たちの姿を、外側から見ることが出来ました。こんな素敵な人たちがいる街をもっと自信を持って、「うちの街楽しいから絶対来て!」って言っていく立場にならないといけないと85日間のクルーズを終えて思いました。世界の人たち、地域の人たちに自分の街が一番面白いよ!って言えるような活動をして行きたいです。」

 

 

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崎村周平さん

「船に乗船する事になり、もちろん、震災の残酷さや悲惨さを伝えないと考えていました。一方で、女川で店をやりながら、女川に密着した活動をしていると、本当にポジティブに動いている人が沢山います。震災があったけれど、もっといい街にしようを動いている人たちがいます。女川の街がどうなるのかも大切ですが、女川の人たちがポジティブな気持になっているということが、すごく大事なことだと思っています。それは、震災であれろうが、紛争であろうが関係なく、何か悲惨なことがあった後に、立ち直ろうとする人間のパワーが本当に凄いという事を肌で感じてきました。

それを今回のクルーズを通して、いろんな国を見て再確認しました。自分からもそのポジティブな面も伝えたいと思いました。震災があって厳しい現状はあるのだけれど、女川に住んできて、女川が大好きな自分にとって、それを世界の人たちに紹介できる場があるのはすごく貴重な場でした。一緒に乗船していた人たちと共に、女川のツアーに同行して、良かった!楽しかった!などの反応をもらえてとても嬉しかったです。今後も女川に拠点をおいて、絵を書いたりデザインしたり、活動を続けていきます。世界を周って、自分達よりも苦しい状況に置かれている人たちがいることも知れました。東北だけじゃないとすごく身にしみました。そのような現実も、常に意識しながらこれからも生きて行きたいと思いました。」

 

ご後援、ご協賛頂いた皆様をはじめ、石巻入港を支えて下さった全ての方に感謝申し上げます。

ありがとうございました!!