【大島台風26号災害】 活動レポート vol.2

台風26号による水害と土砂崩れに見舞われた伊豆大島での活動は、約2週間が経過しました。現地まではフェリー移動というアクセスの悪さにも関わらず、大島社協災害ボランティアセンター(以下、災害VC)には、これまでに延べ3,000人を越えるボランティアが駆けつけました。PBVの呼びかけに参加してくれたボランティアも、延べ110人を越えます。

 

被害が大きかったのは、災害VC近くの元町地区や泉地区。ボランティアが泥だしや清掃を行っているのは、元町2丁目などが中心です。

PBVは、26号以降の台風の接近など、安全面などを考えてからのスタートでした。それ以前に個人ボランティアとして活動を始めていたのは、下の写真の草野さん(ニックネームは「団長」)。石巻での長期リーダーを務め、さらに西伊豆町や山口でも現地リーダーやコーディネーターとして活動したPBVではお馴染みのボランティアです。その他にも、経験者のボランティア・リーダーたちがサポートに入ってくれています。

 

また、現在も毎日約150名近くのボランティアが集まっていますが、約1/3は地元島民。発災後のしばらくは、ほとんどが被害が少なかった島民の皆さんが集まって活動していました。外からの支援は、本来は地元のサポートであるべき。復旧・復興に向かう中で、コミュニケーションを取りながら、地元の方々の考えやエネルギーを大切にしていきたいと考えています。

 

PBVでは、支援の進み具合を検討、災害VCや東京都災害ボランティアセンターとも協議した結果、当初今月20日までと設定していたボランティアの募集を、29日まで延長することに決めました。大島での活動も中期に差し掛かりますが、ぜひご協力ください。

● 伊豆大島でのボランティア詳細・応募は コチラ

● 大島での活動に必要な募金にもぜひご協力お願いします。 コチラ