【石巻】 「仮設きずな新聞」を再刊します!

2011年10月の創刊から、今年3月の第50号まで発刊・配付を続けてきた石巻市での「仮設きずな新聞」。抽選で入居が決まり、別の土地に移り住むことになった仮設住宅では、生活情報も不足して困っているということから、毎回約5,200部を届けてきました。

●創刊号-第50号 バックナンバーは コチラ

 

仮設住宅での暮らしにも慣れ、必要とする支援や情報も変わりつつあるだろうと、2月にはアンケートを実施、3月末をもって一旦休刊としていました。しかし、アンケートから分かったのは、ほかの仮設団地での様子などの通常知る機会がない記事など、他のメディアとは違う情報の価値があるということでした。

●アンケート結果は コチラ (PDF:1.52MB)

 

PBVでは、このアンケートを元に再度協議し、編集や運営に他団体の皆さんにも加わっていただきながら、6月10日から「仮設きずな新聞」の再刊を決定しました。(編集長の想いも詰まったこちらのブログもぜひご覧ください)

 

 

●新「仮設きずな新聞」の概要

◇コンセプト
・仮設住宅に暮らす人々に役立つ情報(復興、地域、生活、医療、健康、街なかなど)を発信する新聞
・ココロが元気になれる新聞

◇運営体制
・発行:ピースボート災害ボランティアセンター
・協力:石巻市仮設住宅自治連合推進会/からころステーション/キャンナス/街づくりまんぼう/復興大学

◇発行日
・毎月10日、25日

◇配布範囲
・市内の拠点(いしのま☆キッチン、石巻しみん市場、 IRORI石巻、石巻まちなか復興マルシェ、かめ七呉服店、からころステーション、観慶丸、ヤフー石巻復興ベース、雄勝店こ屋街、道の駅「上品の郷」、復興大学…計11か所)に設置。

 

再刊は決まったものの、内容づくりや配達の実務、運営資金や人手など、課題はたくさんありますが、今後とも長くご愛読いただけるよう頑張っていきたいと思います。引き続き、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いします。