東日本大震災でのパートナーやNYハリケーン・サンディの現場で協力した米国NGOらによる被害状況と支援活動の様子を報告します。
竜巻が直撃したオクラホマ州ムーア市の中心部は、いまだ危険が多く、ライフライン復旧のためNGOなどの立ち入りが制限されています。ただ、ムーア市の郊外では、20日の最大レベル「EF5」の巨大竜巻前日にも「EF4」の竜巻被害に見舞われており、すでに現場に入った米国NGOや現地市民団体は、それら郊外での瓦礫撤去や物資配付などの活動に当たっています。
一方、市内中心部の立ち入り制限が明けた後は、ボランティアによる手作業での清掃など、多くの人出が必要とされると見ています。複数の支援団体が連携・協働運営するVOAD(日本で言う災害ボランティアセンター)が設置される場合、東日本大震災でのボランティア・コーディネートの経験が活きる可能性もあり、現在PBVでは現地団体との協議のもと、スタッフの派遣を含めた支援活動を検討しています。
今後の動きについては、またご報告します。引き続き、アメリカ巨大竜巻 被災者支援募金へのご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2013年5月28日
※「アメリカ巨大竜巻 被災者支援募金」は コチラ