“イマ、ココ プロジェクト。”のレポート後半は、参加の感想をご紹介。
●受け入れ側として参加、現在は仮設住宅で生活中
牡鹿半島・福貴浦浜の漁師・阿部浩之さん(写真中央)の感想
「応募する前は不安もあったけど、来てもらって本当に助かった。作業のお手伝いも勿論助かったけど、それ以外の交流の時間がきちんと取れることで、いろいろな話が出来て、浜の現状を知ってもらえるのは良いことでしたね」
「先日、牡蠣剥き場の操業もようやく始まったけど、今年のは震災後に初めて海に沈めた特別な牡蠣。これまで石巻に関わったこともない人たちにも、私たちの安全で安心で美味しい牡蠣を食べてもらいたい。特に昨年石巻に来てくれたボランティアの皆さんには、是非味わって欲しいと思ってます」
●PBVの長期ボランティアとして、現在も石巻に滞在中
参加者の田所佑基さん(埼玉県出身、23歳)の感想
「参加して一番感じたのは、漁師さんとの距離が近かったこと。朝早くから一緒に作業して、お昼も一緒に食べて、午後も一緒に作業して。夕食を囲みながら話したりと、まるで浜で働いているかのような生活でした」
「漁師さんとは『被災者とボランティア』という関係じゃなく、『仲間』として触れ合えた気がします。今は、もっと浜のために何かできないかなということを考えています」
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参加者、受け入れ側のお互いの感想で印象に残ったのは、作業の依頼者とお手伝いという関係ではなく、「浜での共同生活」を喜んでくれたこと。“イマ、ココ プロジェクト。”の魅力は、こういったボランティアを越えた、人と人が直接交流できるところにあるのかもしれません。
石巻で、お待ちしています!
(以下、お知らせです)
PBVでは、引き続きプロジェクトに加わってくれる参加者や漁師さんを募集しています。
詳しくはFacebookやウェブサイトをご覧ください。
●Facebook: https://www.facebook.com/ima.coco.project
●ウェブサイト: http://pbv.or.jp/ishinomaki-psen/imacoco/