見事に完成した長さ100mのジャンボのり巻き(写真に写っているのは20-30mほどですが・・・)。
ピースボート災害ボランティアセンターの石巻本部がある市内中心部で、11月23日から27日まで「共に・前へ・元気にがんばる商店街まつり」がおこなわれました。アイトピア通り、橋通り、寿町みなみ通りを舞台に、商店街総出のセールはもちろん、全国各地の商店街による支援出店やさんまの無料配布、さらには石巻の伝統「日高見太鼓」や大道芸人によるパフォーマンスなど盛りだくさんの内容で、まさに寒さを吹き飛ばすほどの活気に溢れた数日間でした。その初日、100mジャンボのり巻き作りの模様を写真を中心にお伝えします。
正午の開始時刻の1時間以上前から参加希望者が集まってきていました。
まず、簾のような大きな巻きすとラップを敷き、ロール状の海苔を端から端まで数分かけてセットしていきます。
次に炊きたての寿司飯を薄く均等に乗せていきます。お馴染みの青いビブスを着たピースボートのボランティア発泡スチロールに積んだ大量の”しゃり”を持って走り回る姿も。
今度は端から具(玉子焼き、かにかま、かんぴょうなど)を並べていきます。子どもたちもワクワクした表情です。
そして、いよいよ巻いていきます。みんな真剣な顔で慎重に・・・ん?ハプニング発生か!?
何とか無事に100mののり巻きができあがりました。みんなで一斉に持ち上げて記念撮影。
「頑張って写真撮ってからあげるよ」と、参加していたおかあさんにもらったのり巻き。東北の海苔の美味しさと優しさの味がしました。
「復旧」から「復興」へ、少しづつ少しづつ、人の繋がりから経済が再び動き出していきます。決して忘れない、忘れることのできない2011年も残りひと月。来年に向けてもっともっと元気を届けるために、引き続きボランティア募集中です!
All photos by Mitsutoshi Nakamura