平成30年7月豪雨(2018年西日本豪雨)から8年。
この7月より、PBVの運営するキッチンカープロジェクト「FOOBOUR(フーバー)」が、愛媛県宇和島市にて始動します。
フーバーは、『いつも(平常時)』はひとり親家庭へ食料品・日用品などを提供し、『もしも(災害時)』のときには日本国内の被災地に出動し、温かい食事を届ける取り組みです。今回の宇和島市の車両で、全国に常設されるフーバーは、2024年8月始動の佐賀県大町町、2025年10月始動の石川県輪島市に続き、3台目となります。
7月7日、キッチンカーが常設される宇和島市立中央公民館にて、「FOOBOUR -うわじま港-」オープンイベントを開催しました。当日は、たくさんの方にお集まりいただき、宇和島市におけるフーバーの運用についての説明や、フーバーの車内見学を実施しました。

宇和島市にて始動、全国3台目の黄色いトラック
宇和島におけるフーバーは、PBVが連携・協働する特定非営利活動法人 U.grandma Japan(うわじまグランマ)により運営されます。同団体は、2018年の豪雨をきっかけに立ち上がり、宇和島市で中間支援組織として活動を続けています。代表理事の松島陽子さんの進行のもと、宇和島市長 岡原文彰氏をはじめ、多くの皆さまにご参加いただき、お披露目をいたしました。


岡原市長は8年前の豪雨を思い返し、行政の対応が難しい事柄について先頭に立って災害対応をおこなったうわじまグランマの活動についても振り返りました。
「今回の『FOOBOUR -うわじま港-』は、まさにこれまでの取り組みの集大成が詰まっています。この一台が今ここにあることにご縁を感じております。これからこの車両を使いながら、この地域の『いつも(平常時)』と『もしも(災害時)』をしっかりとうわじまグランマの皆様方と、そして市が、連携を取りながらやっていきたい。そして、この輪をさらに市内に広げていくことができたらと考えています」
PBVの上島からは「信頼関係というのは、この宇和島市のように、災害の前からの普段からのつながりの上にあります。支援を共に行うことが災害時に活きると考えています 」と挨拶した後、フーバーの説明をいたしました。


会終了後、フーバーが、平時にひとり親家庭の支援を行うキッチンカーとして、どのように利用されるのかを来場者の方々に体験いただくため、車内見学を実施しました。
宇和島市長も、みずからカゴに食料品や日用品を入れ、バーコードを読み込ませる一連の流れを体験。訪れた方々も順番に車内に入り、「どのように管理されているのか」「情報はどうやって得るのか」などの質問が飛び交いました。


この黄色い車両は、株式会社パルラインから引退車両を無償提供いただき、フーバーとして改装されたものです。『第二の出発』として生まれ変わった生協の車両を見た来場者からは「新品みたいで綺麗!」という驚きの声も聞かれました。


オープンイベント実施後には、 うわじまグランマによる子ども達を主な対象とした催しが行われました。2018年7月豪雨の伝承を目的とし、フーバーを活用し豪雨により被災した園地で育てたみかんジュースやかき氷が振る舞われました。

全国3台目の稼働となるフーバーは、今後さらなる全国展開を目指しています。
黄色いキッチンカーが平時・災害時共に地域の食を支え、少しでも笑顔と安心を増やすことを目指し、活動していきます。今回、たくさんの皆さんにお集まりいただき、温かい雰囲気の中でFOOBOUR-うわじま港-をお披露目することができました。ここから宇和島市の新たな支援拠点として、住民の方々のほっとできる場のひとつになっていくことを願っています。

◆FOOBOUR -うわじま港-◆
愛媛県宇和島市において、PBVと特定非営利活動法人 U.grandma Japanが協働で本プロジェクトを推進しています。平時は主にひとり親家庭の支援を行うキッチンカーとして運用を開始します。
◆特定非営利活動法人 U.grandma Japan◆
「平成30年7月豪雨災害」により、土砂崩れ、浸水、停電、断水などの甚大な被害が発生し、吉田町では13名の尊い命が奪われました。被害のあった場所や日々変化する状況を目の当たりにして、私たちに今何が出来るかを考え、被災者の立場に立った細かい配慮ができる支援をしていきたいと想い、「U.grandma(うわじまグランマ)」という任意団体を立ち上げました。2019年6月には「U.grandma Japan」(うわじまグランマジャパン)として法人化。中間支援組織として活動を開始しました。
◆EDAN(避難生活支援ネットワーク)◆
EDAN(イーダン・Essential Disaster Assistance Network)は、フィリップ モリス ジャパン合同会社(PMJ)が発起人として構想立案に関わり、運営資金を提供している、特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)および複数の災害支援団体とともに設立された、避難生活支援に特化したネットワークです。
https://edan-bosai.jp/
◆株式会社パルライン
株式会社パルラインは、パルシステムグループの事業を物流から支える専門企業です。本プロジェクトでは、災害支援などでの活用を目的に、引退車両の無償提供を通じて協力しています。
https://www.palline.co.jp/
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キッチンカーを活用して平常時はひとり親家庭の子どもを、災害時は被災地で温かい食事を提供する「FOOBOUR 」プロジェクトを支えるサポーターを募集しています。
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