【ご支援のお願い:パレスチナ・ガザ越冬支援募金】 ​

深刻な人道危機が続くガザに、越冬支援へのご協力をお願います

パレスチナのガザ地区および西岸地区では、イスラエル軍の侵攻や軍事封鎖、占領などにより、多くの人々が厳しい状況に置かれています。2007年からガザ地区は封鎖が強化され、人や物の移動が厳しく制限されたことによって、住民の生活や経済に甚大な影響を与えてきました。

特に2023年10月、ハマスによるイスラエル攻撃以降、ガザ地区ではイスラエル軍による激しい空爆と地上侵攻が続いており、壊滅的な被害が生じています。軍事作戦により、住宅、学校、病院、インフラなど、生活に必要な施設が広範囲にわたり破壊されました。

この攻撃の結果、ガザ地区保健省によると7万人以上(2025年11月時点)が亡くなり、国連の推定によると全人口の90%以上(190万人近く)が避難民となり、自宅を失いました。2025年10月にはガザ地区で停戦が発表されましたが、支援物資の搬入は全く不十分で、イスラエル軍の攻撃による犠牲者も出ています。

ガザ地区全体が深刻な人道危機にあり、食料、水、燃料、医療品が極度に不足するなか、人々は過密な避難所やテントでの劣悪な生活を強いられています。

特に冬の寒さが本格化する中、冬を越すための物資が圧倒的に不足しています。

冬の寒さをしのげるテントの支援

こうした中でガザ地区は、厳しい冬を迎えました。夜間は気温が4〜5℃まで下がることもあり、寒さが本格化しています。住まいを破壊された避難民のほとんどは、ビニールシートや布などを使った簡易的なシェルターで震えています。雨が降れば、冷たい水がシェルター内に浸水し、命の危険にさらされています。

命を守るシェルターとして、きちんとした冬用のテントが緊急に必要となっています。皆さまのあたたかいご支援が必要とされています。

緊急支援募金にご協力お願いします

ピースボート災害支援センター(PBV)は、国際NGOピースボートや現地パートナー団体と連携し、ガザの方たちが冬を越えるための緊急支援を実施していきます。

現地の人々が、少しでも危機的な状況を乗り越えられるよう皆さまのあたたかいご支援を心よりお願い申し上げます。

  • 支援活動は、被災地の状況やニーズにそって、活動内容を決定しています。活動に必要な費用をご寄付が上回った場合には、次の支援活動に活用させていただきます。あらかじめご了承ください。

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