いつでも、どこでも「食」の支援を〜新プロジェクト「FooBour(フーバー)」発表〜
災害支援とひとり親家庭の食の課題を、フードトラックで解決します
「いつも(平常時)」と「もしも(災害時)」も、フェーズフリーに支援を届ける
ひとり親家庭の貧困率は約5割。2023年4月にこども家庭庁が発足し、国も支援政策に力を入れるなど、生活に困難を抱えるひとり親家庭への支援が必要とされています。一方で、国内のフードロスは年間約520万トンに上り、無駄な廃棄が社会問題化しており、これを貧困家庭への支援に組み合わせるなどの有効活用が必要です。
また、気候危機の影響により、記録的な大雨による気象災害が50年前の5倍に増加し、被害が激甚化しています。特に被災地では、避難生活が長期化する中で食と栄養の偏りが被災者の健康にも大きな影響を及ぼしています。そして、被災者への食事支援を迅速に実施するためには、「もしも(災害時)」の対応だけでなく「いつも(平常時)」からその備えを充実させることが求められています。
そこで、ピースボート災害支援センターは佐賀県・大町町と連携し、風水害が多発する九州地方(佐賀県)に支援拠点を構え、「いつも(平常時)」や「もしも(災害時)」を地続きに考えるフェーズフリーな「食と栄養」に関わる課題解決を目的とした「フードトラックを活用した移動型フードバンクプロジェクト」を開始します。
フードトラックを活用した「FooBour(フーバー)」プロジェクト
支援を必要とする人々にとって、食品を手に入れられる「港」となることを目指して。「FooBour(フーバー)」はそんな想いを込めて、Food(食事)+Harbour(港)を組み合わせて名づけました。
本プロジェクトにご支援いただける「ふるさと納税の寄付」の受付も開始します。
「いつも(平常時)」:佐賀県内のひとり親世帯(100〜200世帯/月)へ「コミュニティフリッジ(公共の冷蔵庫)」とも呼ばれる無人の移動型フードバンクとして食事や生活用品などを提供
「もしも(災害時)」:日本国内の被災地にて、温かい食事(最大2,000食/日)を提供
記者会見のご案内 新プロジェクト「FooBour(フーバー)」発表
2023年3月、ピースボート災害支援センター(PBV)は、佐賀県及び公益財団法人佐賀未来創造基金との間で佐賀県内への進出協定を締結し、官民連携を深めています。この度佐賀県大町町とも平常時及び災害時において、包括連携協定締結をします。この取り組みを広く社会に知って頂きたく、記者発表を行いますので、是非ふるってご参加ください。
日時:2023年12月7日(木) 13時30分~
会場:大町町総合福祉保健センター美郷 集団指導室
〒849-2101 佐賀県杵島郡大町町大町5000
出席者:大町町)大町町長、大町町副町長、総務課長、子育て健康課長
PBV) 代表理事、事務局長、現地コーディネーター
※記者会見終了後には、実際にフードトラックをご覧いただきながら炊き出し(豚汁)をご提供いたします。個別取材にもお応えします。
※記者会見会場でのご参加が難しい方のために、Zoomによるオンライン配信を行います。オンライン配信でのご参加を希望される方は、申込フォームをご記入の上、下記のZoomよりご参加ください。
オンライン配信申込フォーム https://forms.gle/cJpgaszECPxHDnkE8
オンライン配信URL(Zoom) https://us06web.zoom.us/j/85199524736
「ふるさと納税での寄付」で「FooBour(フーバー)」プロジェクトを応援いただける方を募集しています。