このたび、2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)の活動をご報告する「活動報告(年次報告書)」が完成しました。PBVは、年度ごとに活動報告を作成し、日頃お世話になっている方々へ1年間のご報告をしています。
昨年度は、海外ではウクライナ人道支援やトルコ・シリア大地震、インドネシア地震、パキスタン洪水。国内では7月大雨、8月大雨、9月台風15号など、多くの被災地で支援活動を実施しました。発災直後の現場入りや、継続的な現地での支援がおこなえたのは、皆さまのご支援のおかげです。それぞれの災害の活動報告を掲載しています。
(※各災害支援の詳細なレポートは、個別の活動レポートをご覧ください)
地球に生きる、未来のために
表紙は、写真の上半分がウクライナ人道支援、下半分がトルコ・シリア大地震です。今も世界各地で起こり続ける様々な災厄と、被害に遭われている方々の力になれるよう、PBVは国内外での支援を実施しています。
報告書には、頻発する災害に立ち向かい、持続可能な営みを目指す想いを込めました。
自然災害は気候変動と大きく関係しています。大気汚染や温暖化などの影響で、誰がいつ被災者になるかわかりません。世界各地で起こる災害に対し、互いに手を差し伸べ合い、手を取り合って立ち向かうことは、グローバルでローカルな共通課題です。
共に助け合い、安心して暮らせる社会の実現のために、すでに起きた災害支援だけでなく、その知見を活かす防災・減災教育にも力を入れています。わたしたちは、地域の方々の災害に立ち向かう力や、困難な状況からの回復力を高め、より強く、笑顔とつながりのある地域づくりを目指しています。
そのほか、共に支援に取り組む方や、PBVの活動を支えていただいているサポーターの方にコメントを寄せていただきました。
「心を寄せて、手を差し伸べる人たちがいる」それは、被害に遭われた方々の心の支えに繋がります。行動される方々のメッセージを頼もしく思うとともに、多くの方に読んでいただき、その声が届けば嬉しいです。
ともに手をとり、災害につよい社会をつくるために。
これからも、PBVへのご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
◆これまでの活動報告(年次報告書)一覧はこちら◆
https://pbv.or.jp/about_pbv
◆継続的に支援する災害支援サポーターを募集しています◆
突然に襲い来る災害。
予期せぬできごとに、被災地は混乱と不安でいっぱいになります。
その後も続く、長い、長い、回復までの道のり。
ニュース報道がなくなってからも、被災地の復興はまだ途中にいます。
「見捨てられている気がする」「いつまでかかるのかわからない」
不安と困難が続くなか、被災された方々に寄り添い、前向きな未来に向かえるように。
また来るかもしれない災害に立ち向かえる力をつけるために。
発災直後に素早く、そして、息の長い支援をおこなっていくために、力を添えてくださる「災害支援サポーター」を募集しています。
あなたの力が被災地の力になります。