【炊き出し事例集発表会】ご報告&アンケート結果

「炊き出し事例集発表会」を開催しました

先日開催しました「炊き出し事例集発表会」にご参加いただきました方、ありがとうございました。

オンライン発表会の参加者は50名以上。発表会後のYouTube配信では、現在133名の方に視聴いただきました。たくさんの方に炊き出し事例集のこと、また、炊き出し時の課題があることを知っていただくことができ嬉しく思います。

 

完成しました炊き出し事例集は、下記よりご覧ください。

☆炊き出し事例集PDF

 

炊き出し事例集発表会の動画は、現在もYouYubeで配信しています。ぜひご視聴ください。

 

 

アンケートへのご協力ありがとうございました

発表会後に行ったアンケートでは、参加者の60%は炊き出し未経験の方々。「災害時の炊き出し支援」「被災地の実際の状況を知りたい」と思っている方々が参加してくださったのだと感じました。


また『炊き出し事例集は役立つと思いますか』という質問に対し「非常に役に立つ」と答えた方が30%、「役に立つ」と答えた方が70%という回答をいただきました。
ぜひ、多くの方に事例集を知っていただき、災害時の炊き出しに活かしていただければと思います。

 

炊き出し事例集の感想として、

  • 「様々な視点からの事例があり、またその時にどのような工夫、対応したのかまで書いてあり、イメージしやすかった」
  • 「『私は○○です』と主語がはっきりと書いてあり、誰の困りごとなのかわかりやすかった」
  • 「炊き出しが、連携して取り組んでいるところがあることを初めて知りました」

などのご感想をいただきました。

 

皆さまからいただいたご質問・コメントにお応えします

参加された方からさまざまなご質問やコメントをいただきました。下記のページにてお答えしていますので、ぜひご覧ください。

「【炊き出し事例集発表会】ご質問・コメントへの回答」

 

今後に向けて

栄養のある温かい食事をとることが、被災された方々にとって復興に向かって取り組む活力、前向きな気持ちに繋がっていきます。

災害時の食事支援については、まだまだ課題があり、対応が遅れていることもあります。今後も、災害現場で起こる食の課題に向き合い、適切な支援を行えるよう連携団体と協力して、取り組んでいきたいと思います。また、炊き出しなどの食事支援を行う支援者が増えることを願っています。

今後とも、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

食べる支援プロジェクト(たべぷろ)

PBVは、JVOADが2019年に立ち上げた、災害時の食の問題を解決するプラットフォーム「食べる支援プロジェクト(たべぷろ)」に、世話役メンバーとして参画しています。

災害時の食と栄養の問題を解決するため、栄養学者、防災研究者、専門職団体、災害支援NPO、国連機関、民間企業などが集まり、複雑な問題の構造化を行い、それぞれの強みを活かして連携しながら活動を展開しています。

災害時の食の課題とその構造を可視化した「災害時の食と栄養 支援の手引き」を作成しました。 ぜひこちらもご注目ください。