5月7日、倉敷市真備町に支援団体などの拠点となる、『まび復興ボランティア団体・NPOシェアオフィス(通称:まびシェア)』の開所式を行いました。
西日本豪雨から10ヶ月が経過しました。
発災直後からずっと連携してきた「災害支援ネットワークおかやま」(事務局:特定非営利活動法人 岡山NPOセンター)と「ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)」の共同で、これからも長期的な被災地支援に民間組織が取り組むための拠点として、全国の企業や個人の皆様からお預かりした寄付を活用して、『まび復興ボランティア団体・NPOシェアオフィス(通称:まびシェア)』を開設しました。
開所式には、岡山県、倉敷市、倉敷市社会福祉協議会、倉敷市災害ボランティアコーディネーター連絡会、真備町内のまちづくり推進協議会や地区社会福祉協議会のみなさんや住民、連携しているNPOなど、多くの方がお越しくださいました。
『まびシェア』では、今後も民間支援団体が情報交換や打ち合わせを行ったり、行政や社会福祉協議会、NPOらが集まり定期的に行っている情報共有会議の継続に行うことで、被災地・被災者のニーズや課題解決にしっかりと取り組んでいきたい思います。また、今回の災害をきっかけに地元で立ち上がった新たな団体が活動の拠点場所としても活用できるよう、長机や椅子、プロジェクターやプリンターなども揃えました。
式典の挨拶のあとにはみなで新たな看板の除幕式を行い、会場に拍手が沸き上がりました。内覧会においては自然と住民同士や支援者同士の交流が生まれました。これから様々な方にご活用いただき、より一層の連携や支援が生まれる場となり、一日も早く住民のみなさんが安心して暮らせる街に戻ることを願って、PBVも継続して活動を行っていきたいと思います。