10月4日に、カリブ海諸国を襲った大型ハリケーン・マシューに対するハイチ、キューバへの緊急支援を行っています。特にハイチでの被害は甚大で、国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、発災から1ヶ月弱が経過した現在も、約80万人が緊急食料援助や物資を必要としている状況です。
PBVでは、発災のニュースを受けて緊急支援募金を立ち上げ、米国のNPO「World Cares Center(WCC)」らと被害調査を進めてきました。また10月29日からは、スタッフのロビン・ルイスがハイチ入りし、WCCのメンバーとともにジェレミー地区等での現地調査とともに、第一次支援(救援物資、コレラ予防のための衛生用品の配布等)を開始しています。
WCCは、2012年にNYを襲ったハリケーン・サンディでの緊急支援以降、PBVとパートナーシップを持つ米国NYのNPOで、2010年のハイチ大地震から現地活動を続けています。
ハリケーン・サンディの被災地で行ったWCCとの協働支援活動の様子
ハイチ現地では通信事情も悪いなか、環境の悪化や混乱もあるため、十分に現地スタッフの安全面にも気を配りながら行動する予定です。また、現地からの様子など追ってご報告します。
●ハリケーン・マシュー緊急支援募金にご協力ください。 コチラ