12月1日(木)、愛知・中京大学(昼:豊田、夜:名古屋)にて、石巻での支援活動の中間報告を兼ねた講演会を行うことになりました。
東海地域は、これまでも大地震の可能性が指摘されてきましたが、東日本大震災から見えてきた教訓をどう活かせるのか、NGOや大学がどう協力できるのかを考える機会になれば、と思っています。
愛知近県から石巻のボランティアに参加してくれた皆さんもぜひご参加ください。
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■昼の部
『中京大学現代社会学部 学術講演会』
※一般参加も可能ですが、主に学内対象プログラムです。
【 テーマ 】 東日本大震災における災害ボランティア活動の現状
【 主 催 】 2011年12月01日(木) 13:30-15:00
【 場 所 】 中京大学豊田学舎9号館2階 大会議室
【 参 加 】 無料、定員100名(事前予約不要)
【 主 催 】 中京大学現代社会学部・大学院社会学研究科
【 進 行 】 成元哲(中京大学教授)
【 講 師 】 中原一歩(フリーライター)、小林深吾(ピースボート)
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■夜の部
『大学・NGO・市民がつくる災害ボランティアシステム』
※一般対象
【 テーマ 】 地域の防災システムの構築とNGO との連携について
【 主 催 】 2011年12月01日(木) 18:00~20:00
【 場 所 】 中京大学名古屋キャンパス センタービル7階0703教室
【参加費 】 無料、定員150 名(事前予約不要)
【 主 催 】 中京大学国際教養学部
【 進 行 】 金敬黙(中京大学准教授)
【 講 師 】 小林深吾(ピースボート)、近藤圭(青山学院大学ボランティアステーション副代表)ほか
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「ボランティアは時期尚早ではない。きちっと組織されていれば、より多くのボランティアが、より多くの被災者の役に立つ。」 震災当初からピースボートがこだわって言い続けたことです。
最大の被災地のひとつとなった宮城県石巻市では、地元組織と大学、NGO/NGOが連携する「石巻モデル」により、これまでにのべ20万人を越える人々の力を結集してきました。ボランティアは、自衛隊や地元行政、社会福祉協議会に加えた新しい民間の災害救援のひとつの柱になり得ると思っています。
そのためには、ボランティアの特徴を知り、受け入れの仕組みをつくり、その仕組みを動かす人材を育成することが必要です。12月1日、「災害ボランティア・リーダートレーニング」にもご協力いただいている中京大学の先生方とも協力し、これからの課題について一緒に考えたいと思っています。