世界中で自然災害が増え続け、激甚化しています。戦争や紛争に苦しむ人も後を絶ちません。PBVでは、独自の国際ネットワークを活かし、現地の状況を熟知したパートナー団体とともに海外での人道支援に取り組んでいます。
国境を越えた助け合い
東日本大震災では、世界中からたくさんの支援が集まりました。当時、海外から多くの寄付やボランティアの受け入れを行ったPBVにとって、海外への災害支援は大切な「恩返し」でもあります。災害が地球規模の共通課題となる今、国境を越えた助け合いの輪を広げることは、私たちの重要な使命のひとつです。
- 2011年
- トルコ地震
- 2012年
- 米国ハリケーン、グアテマラ沖地震
- 2013年
- 米国竜巻、フィリピン台風
- 2014年
- フィリピン台風
- 2015年
- バヌアツ サイクロン、ネパール地震
- 2016年
- ハイチ·キューバ ハリケーン
- 2018年
- グアテマラ火山噴火
- 2019年
- モザンビーク・サイクロン
- 2020年
- 中国新型コロナ、オーストラリア火災、モーリシャス重油流出、ベトナム洪水
- 2021年
- フィリピン台風
- 2022年
- ウクライナ軍事侵攻、パキスタン洪水、インドネシア地震
- 2023年
- トルコ·シリア地震、ハワイ火災
- 2024年
- チリ火災、台湾地震、フィリピン台風、インドネシア火山噴火
- 2025年
- 台湾地震、フィリピン地震
現地パートナーとの連携・協働
海外の災害支援は、現地の文化やニーズを熟知するパートナー団体との連携・協働を大切にしています。対象エリアは世界各地に及び、災害の種類も活動分野も様々です。特に災害が多いアジア圏では、何度もパートナー団体と共に活動を重ねることで、互いの強みを活かした支援体制の構築にもつながっています。
フィリピン台風(2013,2014,2021,2024,2025年)
フィリピンは日本と同様に災害が多い国ですが、気候変動の影響もあり、近年は特に大型の台風による被害が多発しています。フィリピンでは複数の現地NGOと活動を共にしています。中でも「PDRRN」は2013年の台風ハイエン(ヨランダ)以来、長年連携・協働してきたパートナー団体です。家屋修繕キットの配布、漁業などの生業支援など、被害状況や地域ニーズに合わせた支援を実施しています。
ネパール地震(2015年)
「CWIN(Child Workers in Nepal Concerned Centre)」は、長きにわたって児童保護に取り組む現地のNGOです。地震で倒壊した学校の仮設校舎の建設と学用品などの提供による子ども支援を共に実施しました。再び学校に通えるようになった男の子は「地震の後学校に通うことができず不安でした。今では学校で友達と遊ぶことができ、地震の恐怖を思い出さなくて済むようになりました」と話してくれました。
インドネシア地震、火山噴火、豪雨(2022,2024,2025年)
様々な災害に見舞われるインドネシアでは、現地NGO「ASAR Humanity」と協力し、食料品の配布、水や衛生状況の確保など、迅速な必需品の提供を実施しています。また被災地域の住民ボランティアと共に復旧・復興にも取り組んでいます。2023年のトルコ・シリア地震における現地支援での協力など、インドネシア国内だけでない広がりも見せています。
ウクライナ人道支援(2022年~25年)
ウクライナでの人道支援を長期間継続してきました。リハビリ支援事業では、リヴィウ市での医療プロジェクト「UNBROKEN」に歩行支援装置「RE:Gait(リゲイト)」を提供。脳の損傷などにより歩行が困難となった人々のリハビリ治療が進められています。装置の導入にあたっては、現地の医師を日本に招聘して治療の様子を学ぶ研修も実施しました。
