次の備えに向けた動きへ(輪島)
7月上旬、輪島では、梅雨明けを思わせるような夏の暑さと空が広がっています。 その一方で、不安もいっぱいです。
地震と豪雨災害により地盤がゆるみ、雨が降ると土砂崩れや河川の氾濫がまた起こるのではないかと、あの日の恐怖が蘇ります。
PBVは、行政への伴走支援として輪島市と連携し、支援物資の整理や次の災害への備えを進めています。特に、地震で内部が散乱した水防倉庫の整備は急務。地震からなかなか手を付けることができなかった倉庫は、必要なものがすぐに取り出せる状態ではなく、備蓄品も入れられない状況でした。 この整理を学生団体TSUNAGのみなさんにも協力いただき、一緒に片付け・整備を行いました!
万が一、大雨が発生した際に、すぐに取り出せるように配置を工夫しながら一つひとつ丁寧に作業を行ってくださいました。
出水期に入り、これから本格的な台風シーズンを迎えるにあたり、住民の方が少しでも安全に過ごせるようにこの準備は欠かすことができません。TSUNAGのみなさん、ご協力いただきありがとうございました!
※TSUNAGのみなさんは毎月、支援活動に来られています。活動報告はTSUNAGのInstagramで配信されています
七夕の夜、町野川で乾杯(輪島)
輪島市町野川のほとりで、全国各地の水辺で午後7時7分に一斉に乾杯するイベント「第3回 水辺で乾杯」が開かれ、地域のみなさんと共に時間を過ごしました。主催は「いきいき流域研究会」と「町野川再生プロジェクト」のみなさんです。




交流拠点「まちのの間」~コミュニティ支援 “よっていかん家”~(輪島)




今後の活動予定
これまでの活動のようすを50以上のメディア(新聞・ラジオ・ネットニュース・配信番組など)で取り上げていただいています。
⇒ メディア掲載情報一覧はこちらよりご覧ください
7月は、輪島の交流拠点「まちのの間(ま)」について日テレNEWS NNNにてご紹介いただきました。 8分10秒より「まちのの間」にて、ピースボート災害支援センター(PBV)の川村がコメントしております。現在の輪島市町野町のようすですのでぜひご覧ください。
→ 日テレNEWS NNN【能登半島地震から1年半】復興進まぬ現状 “町野の思い”鈴江キャスターが現地で取材『every.特集』
*「まちのの間」とは…… 輪島市町野町の東大野プール駐車場内に、交流拠点として2025年5月13日にオープンしました。この場所は、町野町の皆さんがほっとできる、“あたたかいリビング”のような場所として、私たちPBVが2025年度に輪島市で展開するコミュニティ支援「よっていかん家(け)」の一環として生まれた、町野の新たな交流拠点です。
また、「映画『生きがい IKIGAI』から考える能登の声とわたしたちの未来」と題し、宮本亜門監督とのトークイベントに事務局長の上島が出演しました。
今後も引き続き関連団体と協力しながら、中期的な支援のために、被災者の生活再建に関わる「コミュニティ形成(サロン実施ほか)」などに力を入れていきます。そのほか状況に応じて、「被災家屋の応急対応・保全」「災害支援のノウハウ提供や支援調整」など、地元の団体や関係機関、支援団体と連携し、現地のニーズに合わせた支援活動を実施していきます。
これまでの能登半島災害での支援活動レポート
⇒ こちらよりご覧ください
長期的なご支援をお願いいたします
能登半島地震の支援のために珠洲市と輪島市に常駐し、さまざまな支援を行っていた体制をベースとし、9月21日の豪雨直後からすぐに行政、社協、支援者による三者会議を開催しました。それまでにも連携をしてきた現場の関係団体らは、チームに分かれて被害情報の把握と共有、断水地区への水や簡易トイレなどの物資支援など、協力して支援活動を進めています。
しかし、2度にわたる災害による被害は大きく、復旧は長期に渡る見通しです。
「2024年石川県能登半島地震・奥能登豪雨 緊急支援募金」ご寄付はこちらから
「災害支援サポーター」はこちらから
今後の長期にわたる支援は、継続的に支えてくださる「災害支援サポーター(マンスリーサポーター)」のお力が大きな助けとなります。ぜひ、長期的なサポートにご協力お願いします!
一人ひとりの復興の歩みがあるように、私たちの支援活動も一歩ずつ。皆さんの温かいご支援が、この地で暮らす方々の安心に繋がっています。 継続的なご支援、ご協力をどうぞお願いします。
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