半年ぶりに能登半島へ

こんにちは、ピースボート災害支援センター(PBV)で広報を担当しています多賀です。

先週、半年ぶりに現地スタッフが常駐している石川県珠洲市と輪島市に行ってきました。

まずは珠洲市へ。

その形から「軍艦島」との別名を持つ見附島を訪れました。地震によってその姿を大きく変えてしまいましたが、今も沖合で能登のシンボルとして在り続けています。

次に津波被害があった沿岸部へ。


事前知識なく見ると「見通しがいいエリアだなぁ」と思いそうなほど、広々としています。
公費解体が一気に進んだことで、更地が増えたことが理由です。

その後、豪雨によって土砂が住居の2階にまで達するほどの被害を受けたエリアや、仮設住宅の集会所、PBVの黄色いキッチンカーを活用した無人物資配布車両『FOOBOUR 』を視察し、最後に珠洲製塩へ。

「あげ浜式」という日本古来の塩づくりの方法を見学。代表の方から直々に工程のひとつ「しおまき」を教えてもらいました。「しおくみ三年、しおまき十年」と言われる職人技の世界ですので、もちろんうまくいくはずもありません。が、私も腕まくりして体験してみます。

海水が入った桶を勢いよく砂の上に!っという気持ちでまいた海水が向かい風に煽られ、自分に戻ってくるというしょっぱい体験に・・・。

続いて輪島市へ。

道中に輪島の絶景「千枚田」や更地となった輪島朝市、PBVが支援を継続している避難所も伺い、市内を一巡りします。こちらも更地が増えた印象を受けました。訪れる度に、街の景色がまた変わっていきます。

そして、今夜のメインイベントは、PBVスタッフが集結してのミーティング。
2024年度の振り返り、そして2025年度の目標などを30名を超えるスタッフが一堂に介して共有しました。

日中は視察、そして夜はミーティングと盛りだくさんの1日でした。

「災害さえ発生していなければと考えてしまいますが、それでも山も海も、そして文化も人も、本当にいいところ。ゆっくり観光旅行で訪れたいな」と、久しぶりに現地を訪れて感じました。

気兼ねなく遊びに行けるまではまだ時間がかかりそうですが、その日が1日でも早く訪れるために。PBVは今後も活動を続けていきます。


2024年7月の東北大雨でPBVも復旧のお手伝いをさせていただいた、山形県戸沢村の副村長(社会福祉協議会の会長も兼任)が東京のPBV事務所を訪れ、支援への感謝の言葉を直接伝えてくださいました。

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PBVは東日本大震災発生後、5年間で延べ約87,000人のボランティアと共に活動してきました。そんな彼らの中には、その後に発生した災害、そして能登に駆けつけ、支援活動を支えてくれています。

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いよいよ始まった新年度。引っ越しシーズンでもあれば、家の中を気分一心で整理・整頓する時期でもありますね。その際に発生した不要品が「寄付」になるかもしれません。ぜひ一度、下記のページをご覧ください。

・「お宝エイド」
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ピースボート災害支援センター(PBV)
メルマガ担当:多賀秀行

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