2024年7月東北大雨 初動レポート

 

大雨災害の被害に遭われた全ての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 

7月25日〜 記録的な大雨発生

2024年7月25日からの記録的な大雨の影響で、秋田県や山形県を中心に土砂崩れや床上浸水などの被害が発生。

秋田ではおよそ100戸、山形では1000戸が断水しているという報道がありました。

7月26日

関係機関や支援団体と連携しながら情報収集を開始。

 

7月28日

先遣スタッフ2名を山形県へ派遣

7月29日

被害状況から緊急支援を決定。緊急支援募金の受付を開始。

各地で被害状況の調査を継続。

 

7月30日〜

物資支援を開始

発災後から現地入りしているスタッフは、避難所や社会福祉協議会、災害VC(ボランティアセンター)などからニーズを聞き取り、物資支援を開始。物資支援は100以上もの企業が加盟している「SEMA(シーマ)」からのもの。自然災害の発生時に物資・サービスをスピーディーに提供いただけるとても心強い緊急対応アライアンスです。

避難を終えたら家に戻る予定なので、避難時は、着のみ着のまま。

しかし、想像以上の被害で着替えなどができなくなってしまった方も多くいらっしゃいます。

 

そのため、物資支援は

 

・衣類

・履物(サンダル)

・洗面用具(歯ブラシなど)

・寝具(備蓄が冬用の毛布のため)

 

などを中心に行なっています。

 

情報共有を継続

効果的に支援を実施するため、他の支援団体と情報共有を継続。

また、これまで水害対応にあたってきた経験をお伝えするため、情報共有も同時並行で行なっています。

©️ウェザーハート災害福祉事務所

 

  • 床上・床下浸水した場合、どのような手順で復旧させるのか?
  • 復旧にあたり、こういった機材があると便利

 

などをお伝えし続けています。

 

発災から1週間が経ちましたが、今も避難所で過ごされている方がいらっしゃいます。

街中からは既に水がひいているものの、被害を受けた家はまだ復旧に時間がかかると予想されます。

報道が減っていますが、現地では復旧作業が続いています。

 

ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

※「東北大雨 緊急支援」は皆さまらかのご寄付、日本財団の助成金を活用して実施しています。