南米のチリ中部の沿岸地域などを中心に大規模な森林火災が発生しています。特に港湾都市のビニャ・デル・マールやバルパライソ周辺で被害が広がっています。
チリの当局(SENAPRED)によると2月5日までに、165件の火災が相次ぎ、少なくとも123名以上が亡くなり、依然数百名が行方不明となっています。消防や軍などによる懸命の消火活動や救助活動が続いていますが、少なくとも8,500ヘクタールが焼失し、今後さらに被害が拡大していく恐れがあります。
バルパライソは、ピースボートクルーズがよく訪れる寄港する港町です。現地の方たちとも交流を重ねてきました。これらの事態を受けて、ピースボート災害支援センター(PBV)では、バルパライソ日系人協会の協力のもと、情報収集を開始しました。