8月4日から起きた記録的な大雨により、PBVは新潟県村上市・関川村、山形県飯豊町にスタッフが入り、支援を開始しました。
9月～ 新潟県村上市、技術支援
「漏れのない支援」を実施するため、川部地区47世帯などを対象に全戸調査を行い、一軒一軒、住民の皆さんが置かれている状況をお聞きしてまわりました。結果、「技術支援」が必要とされるご要望は2件ありました。区長さんとセンターに共有して後日対応することになりました。これから、他の支援団体とも協力しながら、「技術ニーズ」と呼ばれる、浸水したお家の床や壁・断熱材の撤去や重機を使用した専門的な支援に当たっていきます。
また「技術支援」の必要はないものの、見守りが必要な世帯についても共有し、今後の支援に繋げられるよう調整を行いました。（発災後の緊急期が過ぎ、村上市は「中長期的な見守り支援」の土台を作っていくフェーズに入りつつありました）
9月10日～ 関川村VC、地域支援拠点「こらっしぇ茶屋高田」オープン
発災から1か月後、関川村災害ボランティアセンターは今後「土日のみ」ボランティア受付をすることになりました。住民さんからのニーズ（家屋清掃など）が少なくなってきたのが大きな理由ですが、とはいえ住民さんの困りごとがなくなったわけではありません。
「住民さんが困りごとを相談しやすいように、住民さんにより近い地域拠点を作りたい」という関川社協さんの思いから、被害件数の多い高田地区に地域支援拠点『こらっしぇ茶屋高田』を設置することになりました。社協職員さんと一緒にレイアウトや地域住民さんへの周知など、準備を進め、9月10日のオープンしました。
また『こらっしぇ茶屋高田』では、物資支援の拠点としてだけでなく、さまざまなイベントも開催しました。たとえば子ども向けイベントではテーブルペイントを行い、木製の作業台に、アクリル絵の具で着色します。子ども達が描いた絵がコラボレーションし、素敵なテーブルが完成しました。
9月中旬 物資寄贈（新潟県）
ラッシュジャパン合同会社様より、石鹸、シャンプー、コンディショナー、ハンドクリーム、歯磨き粉など合計600点以上を寄贈いただきました。
また、被災した村上保育園に、避難車（バギー）、身長計、
9月25日 新潟県村上市・関川村での災害VC運営支援終了
村上市・関川村の災害VCが9月25日(日)をもって閉所となったことに伴い8月22日から実施してきた村上市・関川村での災害VC運営支援も終了となりました。
村上市・関川村ではそれぞれ今後の生活支援に関する体制や取り組みなどが検討されており、引き続き被災者への寄り添いや支援活動が継続されていきます。PBVとしても災害VC運営支援は終了しますが、コミュニティ施設などへの物資支援を引き続き行っていく予定です。
村上市・関川村の災害VC関係者、地域の皆さま、連携支援団体、そしていつもPBVの活動を支えてくださっている皆さま、支援活動へのご協力ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします！
＼継続的なご支援も募集しています／
早急な支援の開始ができるのは、日頃からの支えがあるおかげです。月額寄付制度「お互いさまサポーター」へのご参加をお願いいたします。
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新潟県における支援活動は、皆さまからのご支援と、公益財団法人日本財団さまの助成により実施しています。
