2021年8月12日から活発な前線が停滞し、西日本から東日本の広範囲で記録的な大雨となっています。気象庁は広島県、福岡県、佐賀県、長崎県で大雨特別警報を発表し、複数の自治体では、命を守るための行動を促す緊急安全確保(警戒レベル5)を発令れました。特に九州北部では、8月11日から15日の降水量が1,000ミリを超えるなど、激しい雨が続きました。
2021年8月16日、佐賀県大町町と武雄市の様子。
この大雨により、九州はじめとした西日本を中心に、河川の氾濫や浸水被害、土砂災害が広範囲で発生しています。まだ被害の全容は分かっていませんが、各地で甚大な被害が予想されます。ピースボート災害支援センター(PBV)では、関係機関や支援団体と連携し、被害状況などの情報収集を開始しています。
また、新型コロナウイルスはこれまでにない感染拡大が続いています。PBVでは、昨年のコロナ禍での2020年7月豪雨支援の経験や知見を活かし、感染拡大予防に努めながら、支援活動を実施しています。コロナ禍での災害支援のノウハウ提供や支援調整、関係機関の連携調整、物資・備品提供、食事支援、避難所運営サポート、災害ボランティアセンター運営サポート、コミュニティへの支援など現地の状況やニーズにあわせて、被災された方々の生活再建に向けて必要な支援活動を実施していきます。
新型コロナの状況下においても、支援の手が止まらないよう被害を受けた方たちを支援していくために、「2021年8月豪雨 緊急支援募金」を立ち上げました。どうぞ、皆さまのあたたかいご寄付、ご協力をお願いいたします。活動の様子は、随時公式ホームページやSNS等でお知らせしていきます。
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