5月14日に行われた「PBV設立10周年記念イベント You’ll never walk alone. 私たちは動き続けます。あなたと共に。」にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。平日の午後の開催ではありましたが、オンライン開催ということで、全国から140名以上の方々にご参加いただきました。
イベントの中で上映した「被災地のいま」の映像では、東日本大震災から10年が経った宮城県石巻、2018年に西日本豪雨の被害を受けた岡山県倉敷、2020年7月豪雨被害を受けた熊本県球磨村・人吉市、船舶座礁事故によって重油流出被害を受けたモーリシャスなどから現地の声を届けていただき、今も懸命に復興に向かって進んでいる、力強い地元の皆さんの声を届けることができたと思います。また、この10年間で活動をご一緒した団体などの皆さんからも心強い応援のメッセージをいただきました。
記念シンポジウム「これからの災害支援 ～その必要性と支援団体やボランティアの役割～」では、個人ボランティアとして東日本大震災からPBVと繋がりのあるミュージシャンのSUGIZOさん、2019年九州北部北部豪雨で被災し、避難所運営に携わっていた佐賀県大町町子育て・健康課 副課長の灰塚重則さん、そして災害ボランティアトレーニングなどでアドバイスをいただいている関西大学社会 安全学部 准教授の菅磨志保さんにご登壇いただき、これからの災害支援について議論を深めました。
この10年さまざまな方々に支えられ、災害支援を行ってこれました。PBVに関わってくださった全ての皆さまに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。イベントの最後に事務局長の上島から今後の10年についての話がありました。
今後10年は具体的に
➀現場の災害支援活動での経験やノウハウをオープンソースとして公開してきます。
➁支援の担い手団体を育成し、さまざまな観点から災害支援に取り組める環境を整えていきます。
いつ、どこで、どんな災害が発生しても、そこで被災された方に寄り添える団体であり続けます。
今回の設立10周年のイベントは、事前に申し込みをされた方限定のイベントでしたが、ありがたいことに大変好評をいただきましたので、Youtubeでアーカイブし一般公開することにいたしました。ご参加出来なかった方は、ぜひ下記のページよりご覧ください。
◆PBV YouTubeチャンネル
PBV設立10周年記念イベント
You’ll never walk alone. 私たちは動き続けます。あなたと共に。
災害はかならず起こるから。
「お互いさま」のつながりで一緒に乗り越える社会をつくりたい
設立から10年を迎え、PBVでは新しく「お互いさまサポーター」（月額寄付制度）を立ち上げました。いつ、どこで、どんな災害が発生するのか、予測することはとても難しいことです。気候変動の影響もあり、今後も災害が多発していくことが予想されます。災害は、私たちを被災者にも、支援者にもします。そして、災害が発生した時に「支援をすること」と「支援をうけること」は巡っていきます。
「お互いさまサポーター」 は、いま被災地で厳しい状況にある方をサポートし、もしも、あなたが被災した時に支援の手を差し伸べてくれる社会を育てていきます。今後も、皆さんと一緒に災害に強い社会を創っていきたいと思います。
今後も、スタッフ一同、皆さんと一緒に歩んでいきます。
PBVへのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
