【ご協力のお願い】クラウドファンディングに挑戦します!

多くの命や営みを奪った東日本大震災からもうすぐ10年が経過します。この大震災をきっかけに設立したピースボート災害支援センター(PBV)は、災害現場で活動を続けてまもなく10年を迎えます。「人こそが人を支援できる」という理念を掲げ、共に現場に駆けつけて下さったボランティアの方々は、のべ10万人を超します。現在まで国内外問わず、さまざまな被災地で支援活動を続けることができました。年月を重ねるごとにご協力くださる個人の皆さま、団体や企業の皆さまも増え、私たちができることが年々幅が広がっていると実感しています。

 

 

 

しかし、2020年から新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を奮っています。その影響は被災地も例外ではありません。PBVは日本での流行以前よりガイドラインを作成し、コロナ禍での災害支援をするために、新しいスタッフを雇い、複合災害に備えてきました。実際に、2020年7月豪雨災害では、熊本県や大分県の緊急支援を行いました。コロナ禍では、県をまたぐような人の移行が制限され、これまでのように全国からボランティアを募集することを難しくしています。現在も2020年7月豪雨で被災した熊本県球磨村と人吉市にPBVスタッフが入り、感染症対策をしながらの支援活動に悪戦苦闘しています。

 

 

 

この1年で、改めて痛感したのは事前の「備えの大切さ」です。どんな状況下でも、備えがあれば、できることが増えます。コロナ禍だからといって諦めることのないように現在困難な状況にある被災地の「今」に対応しながら、コロナ禍で「これから」も起こるであろう災害に対して、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

コロナ禍でも被災者を支えたい! #1人の100歩より100人の1歩」と題して、2月22日から3月31日までに500万円を目標としています。広く支援金を呼びかけながら、多くの方に被災地の現状を知ってもらう機会にできたらと思っています。残念ながら、このコロナ禍の状況はまだしばらく続く可能性があります。今年もコロナ禍での大規模な災害が発生してしまったら、1つでもできる支援を増やしたい、誰一人取り残すことなく支援をしたい、そんな想いを持って、このクラウドファンディングを行っていきます。

 

日頃よりPBVの活動に共感し、ご支援をしてくださる皆さまのおかげで、10年間被災地の支援活動を続けることができました。コロナ禍でも被災者に寄り添った支援を続けるために、ご協力をお願いいたします。また、ご自身のSNSなどにハッシュタグ【#1人の100歩より100人の1歩】をつけて、被災地での経験やボランティア活動、寄付体験などと共に、情報の拡散をしていただけると大変助かります。

どうぞ、PBVのクラウドファンディングへのご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

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コロナ禍でも被災者を支えたい! #1人の100歩より100人の1歩