4月19日で、PBV設立から7年。
これまでの道のりは、多くのみなさんの想いと行動によって支えられてきました。
みなさんのおかげで、期待されている社会的役割を少しずつ果たせる団体へと成長してきました。そこで、初心を忘れず「人こそが人を支援できる」という理念のもと、PBVとして大切にしたい目標を、改めてみなさんと共有したいと思います。
1. 災害に見舞われた被災者や被災地域の回復のため、その文化や営みに寄り添い、支援者として関わる多様な人々の想いを具体的にカタチにする場を提供します。
2. それを実現する為に、日々の防災・減災教育プログラムの充実と、より専門性の高い支援活動を展開できるよう取り組みます。
3. 一人ひとりのボランティアや支援者、そしてパートナー組織と協力し、緊急時の初動対応と共に、現地ボランティアコーディネートを実施します。
特に今年は、一歩踏み出して支援に関わろうとする方の後押しができる「日本一災害ボランティアに参加しやすい環境」をつくる存在となりたいと思います。
これらの目標は、私たちだけで実現できるものではありません。
困難な状況におかれてしまった方たちと被災地に想いを寄せるみなさんと、これからも一緒に創っていきたいと思います。
国や地域を越えて、すべての人々が互いに助け合える社会を目指して
2018年4月19日
ピースボート災害ボランティアセンター
事務局長 上島安裕