4月16日に『ボランティア活動感謝のつどい』が石巻専修大学にて行われました。
暴風が続いている石巻でしたが、この日だけは天候に恵まれ、桜が咲き乱れるなか多くのボランティアや地元で受け入れた方たちが集いました。
5年前には、ボランティア達のテントが敷き詰められていたグランドは綺麗に整備され、運動部の学生達が練習に勤しんでいました。会場に到着すると、地元のお母さん達が作る「石巻焼きそば」や「おくずかけ」などが振舞われました。快晴の中行われたオープニングには、雄勝町伊達の黒船太鼓のみなさんが力強いパフォーマンスから始まりました。
当時、災害ボランティアセンターや各団体の連絡協議会などで使用されていた5号館に移り、石巻市や社会福祉協議会、石巻専修大学の各代表者から5年間に及ぶボランティア活動への感謝が述べられました。
そして、4月14日に熊本で発生した地震被害に想いを馳せ、これまでに自然災害で亡くなられた方々に全員で黙祷を捧げました。
今回、『ボランティア活動感謝のつどい』を企画されたのは、ボランティアの受入れを一手に担い、ボランティアと共に活動を続けてきた石巻のお父さん達です。
受け入れ側の苦労話や決断、ボランティアのひたむきさに勇気付けられたことなど、話題には事欠かずに沢山の想いを伝えて頂きました。
そして、これからも繋がりながら、これからの石巻とも共に歩んでいけるような会となりました。
石巻のお父さん達、ありがとうございました!