東日本大震災から4年。
まだまだ続く復興への道のりにどう寄り添うのか、
あの時の教訓をどう伝え将来につなげていくのか。
14時46分、
石巻と東京のスタッフも、それぞれの思いとともに黙祷を捧げました。
「第3回国連防災世界会議」は、第2回の兵庫・神戸に続き、大震災の被災地での開催となります。今回は、大震災に見舞われて4年が経過する東北での開催ですが、会議では東日本大震災だけでなく、世界各地の災害のことも防災の取り組みも話し合う場となります。ホスト国である日本政府は、東北の復興を世界にアピールする機会と捉えているでしょう。ただ、石巻や女川、福島の住民の皆さんと話していると、まだまだ解決していない課題の方が多いとも感じています。だから、今回の国連防災世界会議開催都市が東北・仙台に決まった時、「誰かが、東北の復興に役立つ出会いと学びがある場所を作らなければ!」と思いました。
PBVも共同事務局として関わる市民ネットワーク「JCC2015」は、東日本大震災の教訓をきちんと世界と共有したいと立ち上がり、ここまで準備してきました。「市民防災世界会議」は、その中でも特に思い入れのあるものです。十分に準備ができたかどうかは分かりませんが、最後までその原点を忘れずに頑張りたいと思います。
さて、たくさんの皆さんから関心を寄せていただき、3/14~3/16の「市民防災世界会議」テーマ別セッションは、ほとんどが事前予約で満員になりました。海外からも各地から「行くよ!」という声をもらっています。明日からは海外招聘ゲストも日本に到着します。
メインイベントは、登壇者・出演者だけでも総勢200名以上。宮城県多賀城市の菊地市長と福島県南相馬市の桜井市長も駆けつけていただけることになったほか、メインシンポジウムではジャーナリストの堀潤さんがモデレーターを務めてくださることに決まったりと、盛りだくさんの3時間半になりそうです。
3/17市民防災世界会議メインイベントの登壇者・出演者
また、昨日『福島 10の教訓』の日英中韓語のブックレットも到着。メインイベント来場者には、会場ロビーで無料配布します。(『福島 10の教訓』の紹介は コチラ )メインイベントは、1,000人以上収容できる大ホールですので、今から、もしくは当日の飛び込みのご参加も大歓迎です!
すべてのプログラム内容やスケジュール、登壇者46名のプロフィールなどをまとめた日英併記の会議プログラムも完成しました。
●「市民防災世界会議」会議プログラム(PDF/4.2MB)は コチラ
本番まであと3日。
一足先に、仙台でお待ちしています。
●「市民防災世界会議」詳細・ご予約は コチラ