西日本豪雨災害 支援
ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)では、各被災地域での現場調査及び、関係機関と支援団体との連携協議を行い、岡山県倉敷市・倉敷市社会福祉協議会からの要請を受けて、岡山県倉敷市真備町における避難所運営・生活改善、ボランティアセンター開設・運営などの支援を行うことを決定しました。
現地では、支援活動を実施するうえで、人手が足りていません。被災地域では継続的な支援を必要としています。是非、皆さんのチカラを貸してください。
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支援活動内容
倉敷市真備町では、指定避難所が被災し、避難施設自体が不足しているため、避難者が避難している各施設では大幅に収容人数を超え、過密状態となりました。そのため、各避難所の運営や生活・衛生の改善を実施しました。ほぼすべての避難所が2018年12月に、閉所しました。
家屋被害は、家の2階以上まで浸水している地域が多く、自宅再建には長期的な時間を要します。被災した家屋は約5,000棟以上にのぼり、その数は膨大です。被災者にとって、家屋の復旧が生活再建の足がかりとなるため、早急に被災した家財の片付けや清掃、カビ対策などが必要です。
死者:52名(うち真備町51名)
全壊:4,274棟 半壊:1,064棟 一部損壊:516棟
(岡山県発表 2018年8月29日現在)
(1)避難所運営・生活改善支援
避難所支援チームを編成し、避難所の運営者や施設管理者、他支援団体と連携し、避難者が少しでも尊厳ある生活を送れるように運営と生活のサポートを実施しました。特に、避難所運営者の負担軽減や食事・トイレ等の衛生面の改善、暑さ対策、必要物資の供給などをおこないました。
※2018年12月をもってほぼすべての避難所は閉所し、避難所支援の活動は終了しました。
(2)災害ボランティアセンター運営サポート / 被災家屋の清掃・保全
倉敷市社会福祉協議会の要請や、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議など外部支援者と協議し、倉敷市災害ボランティアセンターの立ち上げや運営支援を行ってきました。これまでの経験を基に、多数集まるボランティアが有益に支援活動ができるようボランティアのコーディネーションやセンター運営のサポートを行なっています。
被害は甚大であり、家屋の清掃や片付けなど、自宅再建は長期化しています。浸水した家屋は、放置すると家の部材がいたみ再建が難しくなります。またカビの発生などによって健康被害も懸念されます。ボランティアによる被災家屋の清掃・保全を行っています。また、多くの方たちが、写真やアルバムなど思い出の品も失いました。思い出の品を取り戻すために地元団体と協力し、依頼のあった写真を洗浄する活動も行っています。
(3)コミュニティ形成サポート
避難所生活が解消された後、住民の皆さんは、みなし仮設住宅(民間借上住宅)や応急仮設住宅、自宅再建など、次の生活場に移っています。住民の皆さんが、再会し、情報交換やコミュニケーションを取れる場づくりをサポートしています。