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こんにちは、ピースボート災害支援センターの多賀です。

1月1日に発生した能登半島地震によって、影響を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。

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珠洲市にて(撮影:1月6日)

1月2日。岐阜県高山市在住の私は、富山に帰省していた事務局長の上島と富山市内にて合流。支援物資の他にガソリンや食料などを車に積み込み、緊急支援・現地調査のため、石川県七尾市を目指しました。地震の影響で道路に亀裂が多いという情報があったので、万が一に備えパンク修理剤なども準備しました。

七尾市に到着すると、電気はあるものの市内は断水が続いていました(現在は地域によります)。
当然、宿も断水状態です。

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珠洲市にて(撮影:1月6日)

ここからはお食事中の方は、閲覧注意でお願いします。

普段から携帯トイレをおすすめしていた私も、断水のため遂にそのお世話になることに。

袋から出してみると、明らかに「小」のみを対象にしている封筒型の袋が出てきました。
しかし私が欲しいのは「大」を対象にしたもの。

とはいえ「大」に待ったなし。

「そんなことはないはず、これかっ?」と、同封されていた黒いビニールを広げると、なぜかついている2本の紐。頭の中に「???」が浮かび、ここでようやく説明書を見ます。

「恥ずかしさを軽減するための前掛けです」

正確な文言は覚えていませんが、要約するとこのようなことが書いてありました。

「今、個室にいる私には本当に必要ない・・・」

結局、無理やり「小」対象を使うことで事なきを得ました。

断水が生じる災害では、すぐにトイレが課題になります。
被災者も支援者もです。

トイレが汚れているとどうしても我慢したくなり、そのため水分を控え、結果、健康に悪影響を及ぼします。発災後は食事や寝床だけでなく、トイレも優先的に解決する必要があるのです。

恥ずかしながら今回の経験で「携帯トイレ」という商品には、いろいろな種類があることを知りました。「小」を対象としたものだけでなく、「大」を対象としているものも準備しなければいけないことを・・・。

準備する量は、最低でも1日5回トイレに行くことを前提とすると、国の防災基本計画では最低3日、推奨は1週間分となっています。推奨に従うと、1週間分であれば少なくとも35回分が必要になります。

私のように焦ることがないように。
説明書に書かれている内容で、シミュレーションしてみてください。
強くおすすめします。

その後に到着した、珠洲市や輪島市などでの最新の活動は各SNSにてご報告しています。ぜひご覧ください。

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珠洲市にて(撮影:1月10日)

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本メールをご覧いただき、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。
ピースボート災害支援センター(PBV)
メルマガ担当:多賀秀行

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